撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

東京都千代田区 神田明神

2011-07-31 23:38:10 | 東京
湯島聖堂から歩く事10分弱で


江戸総鎮守とされる


神田神社へ到着


随神門。1975年築。意外と新しい。


鳥居横の石碑には「神田神社」とあったが提灯は「神田明神」となっている。


手水場


顔出し看板。銭形平次をモチーフにしたもの。


だいこく尊像。1976年築


えびす尊像。東京芸大学長の作。いつの作かは神社のHPに書いてなかったのでわかりません。


御社殿。1934年築。有形文化財

東京都内の神社やお寺にお参りする度に思うのですが、若い人の参拝が非常に多い。
いつぞや自民党の某首相が「日本は神の国」などと起きたまま寝言を言った事がありましたが、あなたが言わなくともきちんと神仏を敬う若い世代もいるのですよ。


鳥居横の甘酒屋。


江戸情緒が感じられていいですなあ。

東京都文京区 湯島聖堂

2011-07-30 23:59:23 | 東京
ニコライ堂を後にして


神田川にかかる聖橋を渡りながら水道橋方面を望みつつ


東京医科歯科大学にいたる。東京医歯科大学は関東で唯一の歯学部を有する国立大学であります。もし「東大歯学部卒」という歯科医がいたらその人はニセ歯科医です。いないとは思うけど。


聖橋を渡りきると千代田区から文京区に入ります。東京23区内では「区」の英訳を「City」と表記してある場合が多いがこれは間違いで正しくは「Ward」となる。多くの区は見栄を張らずに文京区の様に正しい表記をしてほしいものです。


史跡 湯島聖堂は聖橋の袂にあって


斯文会という財団法人が管理しています。


敷地内


もとは孔子廟であったので孔子像が敷地内にあります。


国指定史跡となったのは1922年






孔子を祀る大成殿。入場料を取られるので中へは入らず。雀の涙ほどの単身赴任手当てでは倹約せざるを得ない。


都会の中でひと時の静寂を感じる。またもや大都会東京都の懐の深さに脱帽。
この後は神田明神へと向かう。
以下次号


東京都千代田区 ニコライ堂

2011-07-29 23:32:35 | 東京
明治大学と山の上ホテルを見学したあと、JRお茶の水駅方向へ戻る途中


紅梅坂という坂があって


その坂の途中に


ニコライ堂、すなわち日本ハリストス正教会の教会はあります。


1891年竣工、重要文化財


日本ハリストス正教会とはキリスト教の一派である東方正教会(ロシア正教とかギリシャ正教)の日本における呼称であり、ここニコライ堂は簡単に言うと日本の東方正教会の本部と言うと判りやすいかもしれません。


敷地内へ入って写真を撮らせて頂こうかとも思ったが、どなたもおられず、祈りの場でもあるので勝手に入る事は慎み道路から撮影。それでもいい写真が撮れました。

東京都千代田区 山の上ホテル

2011-07-28 23:54:28 | 東京
明治大学の裏に

山の上ホテルという聞いたことのある様なホテルの看板を目にしましたので早速行って見ますと


こういう建物でした


ホテル前から道路を望む。右は明治大、左は日大理工学部


このホテルは文士、小説家、物書きの先生方の定宿(自主的に宿泊、或いは強制的カンヅメ状態)であった事で有名で、有名どころでは池波正太郎や三島由紀夫の各氏(いずれも故人)がいます。

一度宿泊してみたいものです。

東京都千代田区 明治大学

2011-07-27 23:32:25 | 東京
7月17日(日)、お茶の水、神田界隈を散歩。


JRお茶ノ水駅ホームから水道橋方面を望む


同 神田方面を望む


駅本屋。この日は暑かった。


本屋を出て左方向へ進む。


道沿いに高層建築を発見


敷地の一部が公開緑地になっていたので一休み


奥の方へ行くと建物に入る入り口があった。自由に入れるのならせっかくだから冷房で涼ませてもらおうと


行き着いた入り口には 明治大学 とある。なんとこの高層ビルは大学だったのであります。


キャンパス内風景


銅像が置いてあって大学構内である雰囲気は感じさせるが


芝生の広場や小苑などはなく、キャンパス内はコンクリートづくしでした。


通りに面した校舎入り口


これはもう


大学というより超一流企業のビルであります。
帰って調べたら明治大学駿河台キャンパスとの事で、その敷地面積は35,913㎡(大学HPより)といいますから中学校並みの敷地という事になりましょう。


キャンパスは狭くとも、起源は1881年創立の明治法学校まで遡る事ができる歴史ある大学で、OBには政界では三木武夫(自民党、故人)、村山富市(社会党)といった二人の首相経験者、芸能界では 北野武(中退)、高倉健(相撲部出身)、その他 植村直己(冒険家 故人)、吉田秀彦(柔道 オリンピック金メダル)各氏 といった、大物を輩出しています。

これからも有為の人材を多数輩出し続けることでありましょう。

東京都目黒区 駒場野公園

2011-07-26 23:30:30 | 東京
京王電鉄の駒場東大前駅の東大と反対側に


何やら重厚な門構えを発見


目黒区立駒場野公園とあります。先ほどの駒場公園とは別物らしい。


入ってみる。


「ケルネル田圃」という田んぼは


日本の近代農学発祥の田らしい


これがそのケルネル田圃であります。アングルが限られ撮影は困難を極める。


別方向から。1878年この地に駒場農学校(後の東京教育大学農学部)が開設され、農芸化学教官としてドイツから赴任したオスカー ケルネル氏が様々な実験を行ったのが、このケルネル田圃である。


水田の碑。ケルネル氏の縁で東京教育大学の後身校である筑波大学の付属中、高校の生徒諸君らが今はケルネル田圃の田植え、稲刈りを行っているそうです(目黒区HPより)。


公園内の遊歩道を抜けると


自然観察舎というのがあって


中には近辺で採取された両生類や魚類が水槽展示されています。


昆虫の標本もあり。


説明員の方のお話ではタヌキまでいるそうです。
大都会の喧騒渦巻く渋谷駅からわずか二つ目の駅周辺にいまだ残る自然。またもや大都会東京の隠れた一面を見ることができ、大収穫でありました。

東京都目黒区 日本民藝館

2011-07-25 22:50:11 | 東京
東大生産技術研究所の裏門すぐそばに


古風な民芸調の建物を発見


日本民藝館であります。


本館の道を挟んで向かい側には西館(開設者の柳宗悦邸)がありましたがこの日は閉まってました。後方の巨大建築物は東大先端科学技術センター


1936年開設。入館料1,000円。内部撮影不可。入ろうかどうしようか迷ったが、入館料1,000円が決め手となり断念。相変わらずせこいなあとつくづく反省。


東京都目黒区 東京大学生産技術研究所

2011-07-24 23:53:55 | 東京
東大駒場キャンパスから20分、駒場公園から15分くらい歩きますと


東大生産技術研究所の裏門がいきなり民家の間を縫って現れる。しかしここからは入れませんでさらに10分弱歩いて


正門へ回る。もとは東京帝国大学の航空研究所があった所で、正門正面に位置する


先端科学技術センター13号館が1929年築で


登録有形文化財となっています


玄関


横から。


13号館の隣には近代高層建築の校舎が並ぶ。


13号館に向かって右斜めには試作工場という建物があり


これも結構古そうであった。


また左斜め前には1号館があり


「航空」と名付けられたオブジェがある。戦前の東京帝大航空研究所といえば1937年に長距離飛行世界記録を樹立した「航研機」で有名ですな。


「航空」は1935年建立だそうです。


正門近くには「変電所」がありまして


古風な警告板が目を引きました。


生産技術研究所以外にも先端科学技術センター等、いくつかの組織があってその敷地面積は 97,943㎡。今後も民生技術発展のため、様々な研究を続けていく事でしょう。

東京都目黒区 駒場公園 洋館

2011-07-23 23:51:29 | 東京
さて和館を過ぎましてから歩くとすぐに見えてくるのが


洋館であります。


明治時代を舞台にしたドラマや映画の撮影に使われてそうな雰囲気ぷんぷん。ここも入館無料ゆえ入ってみる。


持ち主の前田侯爵は太平洋戦争中に予備役中将としてボルネオに赴任し殉職(事故死)、その後洋館は進駐軍に接収され、人手に渡りして転々とした後、東京都が買収し現在に至る。


玄関からの眺め。


館内。館内には喫茶室があり、くつろぐ事ができます。














芝生広場からの眺め。
和邸に洋館、人が住んでないような僻地でもいいのでこういう家を持ちたいものです。

東京都目黒区 駒場公園 和館

2011-07-22 23:19:15 | 東京
東大駒場から歩いて10分くらいの所に


目黒区立


駒場公園はあります。加賀前田百万石の末裔、前田利為候爵の別邸跡地を公園にしたものだそうで


前田公爵の和邸が保存されています。


無料なので入ってみる。


玄関


屋敷内


屋敷内


屋敷内




こんな家に住んでみたいものです。