8月14日(日) 大野教会堂を後にしてさらに南下し
長崎市は黒崎の枯松神社を参詣した。
この神社は地元の隠れキリシタンの方々が明治期に建立、祀られているのは禁教時に活躍したカトリックの神父さんである。
隠れキリシタンの方々が密かに祈りをささげた岩
少し上っていくと
本堂があった。
この枯松神社は地元の隠れキリシタンの方々にとっては重要なものだが、明治になってキリスト教が解禁され、カトリックに復帰した方々や、仏教徒の方々との間で三つ巴の軋轢を生むもとになったと何かの書物で読んだことがある。
今はともども和解され、年に一度祭礼が厳かに執り行われているそうな。
そのような地元の歴史に思いをいたし、頭を垂れて枯松神社を後にした。