2022年7月6日(月)愛媛県松山市出張2日目、愛媛大学にやってきた。
目的は
愛媛大学ミュージアム見学である。
この幟があるところが入口かと思ったら、ここは出口でここから建物の向こう側へ回ったら
10時31分、ミュージアムの入口に行き当たった。
入口近くにあった
ニュートンのリンゴの木、今も英国はロンドンの国立物理学研究所にニュートンのリンゴの木が植えられており、1964年(昭和39年)にその木の分譲を東大理学部付属植物園が受け、東大の木の分譲を1989年(昭和64年)に愛媛大が受けたのだ。それがこの木なのである。
ニュートンのリンゴの孫の木 といえよう。しっかり実もなっていた。
さてニュートンのリンゴの木を見て嫌がおうにも期待が高まる愛媛大学ミュージアム
入館。受付で健康状態を記入し手をアルコール消毒。
いきなり愛媛攻撃、達筆である。
古生物の模型や化石
愛媛大工学部が開発した人造ダイヤ
ヒメダイヤ の紹介
書道の特別展示などを見学したら
いったん外に出て中庭を通る。
再び建物に入ったら
アザラシの剥製があった。体長235cm、1981年(昭和56年)10月9日、南極観測隊に参加した愛媛大農学部 日高秀夫助手が農水省の許可のもと昭和基地近くで捕獲したものと説明にあった。
続いて
昆虫標本、「愛媛県のゴキブリ」というのもあった。
何かの展示
土器類。大学構内から発掘されたものと思う。そういや鹿児島大学にも同じようなものがあった。
遺跡発掘に関しては
中国や
モンゴルまで行って調査しておるようだ。
東大 京大の様な旧帝国大や、北は新潟大から南は長崎大といった旧官立大の様な国からの科研費配分が多いエリート大学と異なる愛媛大が、限られた予算の中で人造ダイヤ開発や遺跡の海外調査を行っている事に深い感銘を覚えた。
そういやナスカの地上絵も山形大学が日本では最先端の研究を行なっていたと記憶、
最後に学生諸君の作品だったと思うが芸術品を見学して
10時50分、ミュージアムの外に出た。正面の社会共創学部、その右の高い建物は法文学部、ミュージアムに入る前と比べ堂々としているように見えた。
2022年7月6日(月)時点の愛媛大学ミュージアム案内、入館無料、開館時間は月~土、10:00~16:30、最終入館は16:00、日祝休館、マスク必須。平屋建てではあるが、見学路が巧妙に配置されており、展示物もゆったり配置されている。じっくり見れば1時間弱は必要だろう。
筆者が訪問した時には他に見学者はふたりだけだった。
素晴らしき愛媛大ミュージアム、松山にお越しの際は、訪ねてみては如何かと存ずる。