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「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (155) 長尾家 68

2024年07月30日 22時33分05秒 | 甲越軍記
 人馬共に充分休養した新発田、斉藤、小越の府中勢は安田城を発進して次なる敵地、菅名(すがな)の砦に向かった
ここを守備する大将は蔵王堂民部少輔、彼の父は三条の長尾平六郎俊景に味方して、平六郎の黄泉への先駆けとして猛威を振るって討死した蔵王堂式部少輔
息子の民部少輔が父の後を継いで城将となっている
民部少輔もまた父に似て勇気凛々の大将であれば、敵を見ること塵芥のほどに思えば少しも怖れず迎え撃つ
しかし、城兵は安田、村松の落城を逃げ込んできた敗残兵から聞いていて力を落していた。
兵も僅かであり、頼みにしている三条の金津、黒田は一向に救援に来る気配なく「黒田、金津は我らを捨て殺しにするつもりと見える」などと語り合い
「これでは我らもまた全滅の憂き目を見ること疑いなし、ここは降参するのが得策であろう」と大将の居ぬところで衆議一致すれば、たちまち大将民部少輔を取り込めて首を打ち、その首をもって降参した。

此度の小越平左衛門の働き抜群なりと、屋形より感状を賜る
すでに村松、菅名、安田の三城落ちて下郡の交通障害消え去り、自由になったので黒滝、新山に籠る黒田和泉守、金津伊豆守の武威は日ごとに陰りを見せ、もはや討ってでる力もなく、三条に籠る 照田常陸介と互いに力を合わせて敵よせくれば挟み撃ちにせんと構えるばかりである。

さて長尾景虎は、越後守護代の府内長尾家に対抗した三条長尾平六郎を滅ぼし、それに組して景虎の二人の兄を殺した金津、黒田兄弟に味方した者どもを討った
心ならずも兄晴景をも滅ぼすことになり、悔いた景虎は屋形上杉殿、諸将から府内の守護代家を継ぐようにと懇願されるもかたくなに拒み続けていたが、毎日のように入れ替わりたち替わりで言われるので、ついに根負けして、しぶしぶこれを受けて府内長尾家をついだ。
そして府内に入ると直ちに三条一帯に勢を張る照田、金津、黒田の父子を攻め滅ぼす為、出陣の準備に取りかかった。




ピーマン

2024年07月30日 09時08分16秒 | 家庭菜園
 畑を始めて2年目、昨日初めて作ったピーマンが三個収穫できた
ピーマンの不思議な感触と光沢が好きだ、これがナスならとても食えたものでない、へんに潰れていてそのくせ肉感があって、切って見れば果肉があるわけでなく空洞の中は種しかない。
食べてみてもシャキシャキしているだけで、甘くも苦くも無く匂いは嫌いじゃない、ただただ新鮮で緑の光沢が好きで、包丁で細切りにするときの感触が好きで
それとシメジと溶き卵をオリーブオイル少し引いて軽く炒めて、韓国粉唐辛子で辛み、塩コショウで味付けして御飯のお供にする
韓国粉唐辛子は自家製で10数年前に韓国人にもらったもの、今もなお重宝している
冷凍庫にしまっているが、凍らないのですぐ使える、水分0%のさらさらだからだ、腐ることもない、カレーが甘口の時に、これを少し入れるだけでピリ辛で味が締まる。

ピーマン、苗は一本だけだが、あと何個できるんだろうか?