キャッシュレス時代だという
都会の駅の改札口は、出入りの人々がせわしくスマホタッチで立ち止まることなく行く、田舎ではそのような改札機械はなく、駅員が一人一人の紙の切符を確認して判を押す
そもそも人口10万人以下の市町村の駅の大部分は無人駅で、切符すら売っていない、ワンマン電車の中で整理券を取って、降りる時に運転手が現金を受け取る仕組み、逆に機械化した都会人は支払方法に面食らうだろう。
田舎は未だ現金主義なのだ
但し、コンビニチェーンやスーパーなどはキャッシュレ決済がどんどん進んでいる、少なくともクレカ以上が普及しつつある
私も春までは100%現金払いだった、4年前まではゴルフ場や紳士服の店などではクレカで払っていたが、小売店では現金だった
それが悪評のマイナンバーの2万円分ポイントに目がくらみ(仕組みを知って結局12000円分しかもらわなかったが)ついに「nanaco」カードなるものを持つことになった
だが非常に便利が良い、税金や公共料金、アマゾンの支払いなどにも使えるし、少額の買い物には尚更便利良い
今度はいろいろなキャッシュレスの申し込み場面で、Googleplayが登場して、そこに支払方法の選択画面が出てくる、スマートウォッチの初期設定もこれをしないと次に進めない、d払い申し込みにしても同じで、もうクレカなどを作る気がないから結局前に進まなかった。
あれこれ調べたら「paypay」が簡単そうなので、早速スマホでやって見たら簡単に出来た、早速チャージしてきた。
銀行口座ひも付きにしなければ、利用限度が入金量で決まるからクレカのように残高不足の請求が来ることも無いのが良い
年金暮らしには、自分で調整できるあるだけ限度払いが安心だ。
これでスマホ決済は「paypay」、カード決済は「nanaco」がOkなので一歩キャッシュレスに進んだ。
今日は病院に2週間ぶりに行って来た、抗がん剤投薬の一回目が14/14終了して、一週間の体休めに入った
それで外科の先生に頼んで、皮膚科と歯科を予約してもらって、それが今日だった
そして皮膚科からは薬の処方箋が出た、薬は当然病院内では出なくて、周辺の調剤薬局で購入する
前回は病院の前にある新しくて一番大きな薬局へ初めて行ったが、若い店員ばかりで薬をくれるよりも先に「スマホありますか?」「ちょっとお時間もらえますか」などと待合まで出てきて、会員やら何やらわけもわからないうちに申し込みする羽目になり、それも彼女と二人でやってもなかなかうまくいかず
薬をもらうまでに30分もかかった
会員登録か何か知らないが「二度と行かない」と決めて、隣の少し小さい薬局に行こうと思ったが考え直して歯科の受付嬢に「薬局は市内のどこでもいいのかね?」と聞いてみたら、案の定どこでも良いとのこと
それでかかりつけの内科医と提携している小さな薬局へ行った
50歳くらいの経営者で4~5人くらいでやっている、愛想はいいしコーヒーも自由に飲めるし、客はいつも私以外は1~2人しかいない静かな学校区の薬局
奥さん?と「うちもマイナンバーの機械いれましたから今度使ってください」などと話しているうちに、10分ほどで薬の用意が出来た
高齢者は、やっぱりこんなアナログの店が使い勝手が良い、あの薬局は支払いも機械相手で、しかも故障したり、レシート切れだったりと散々だった
この店では支払いが480円ほどだったので小銭入れから、バラ銭を出して払ったら、「まだずいぶんありますね、1円や10円で支払ってもいいですよ」と言ってくれたので10円10枚、1円10枚などで100円玉、10円玉に換えた
小銭入れがペッちゃんこになって軽くなった
もっともこの店も「paypay」加盟店になっている、次はキャッシュレス決済かな
ローカルなアナログ店はこんな融通もきく、人と人の触れ合いが嬉しい年代になった。