神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

一泊入院、今日退院

2024年07月10日 18時28分56秒 | yottin日記
11時に退院して帰って来た
朝は8時前に朝食を食べて、薬を飲んだがいろいろあって整理しないと忘れる
最初飲んだのはアプレピタントカプセルというおまじないみたいな名前、これは化学療法の副作用の吐き気を止める薬だという
毎日午前中一回飲むが、明日飲めば終わりだ、次は食後の薬でファモチジソという胃酸などの分泌を抑えて炎症を改善する
次が抗がん剤のゼローダ、これだけ5粒飲む、朝夕1回ずつ飲む
水だけで結構お腹がいっぱいになってしまう

トイレに行ったら、そこで昔の板前仲間にバッタリ会った、「どうした」「検査入院です」彼も同級生である、今は何をしているか知らない。

8時45分から次回の第二回目の点滴の説明をうけに、外来治療室へ行って来た。
外は相変わらず30人ほどの人が血液検査で待っている
外来治療も人も6人ほど入って来た、ちょっとした質問と注意事項をきいて終わった。
帰りに気になったエレベーターがあったので、それに乗って下ってきたら、やはり思ったとうりの場所に出た
そこから歩いて別のエレベーターホールに向かったら途中の検査室の前で、ボランティアグループを立ち上げたMさん(81)に会った。
この人は、私より難しいガンの手術をした人で、昔はやんちゃなおじさんだったが、流石に痩せて覇気も無くなって来た。
私をすごく買ってくれた人で何かとせわになり、また元気づけてくれた人だ
15年前仲間5人(男3女2)で韓国旅行もしたことがある間柄だ
「今日退院するんですが体調もまずまずだし、口もうまいしまあまあです」と言ったら
「日数が経つとねえ、大好きなものが全然食べたくなるもんだよ」嫌なことを聞いたもんだ。

部屋に戻ってメジャーリーグのドジャース対フリィズせ戦を見た、もう半ばまで来ていたが1対9のドタ負け中、そのうち大谷や主力が出てこなくなるし、完全に捨て試合模様、くだらんからスィッチを切った
この数ゲーム、投手陣が良くない、8勝9勝の先発が早い回に大量得点を奪われるのが多くなった、自慢の中継ぎも失点が多いし、これは問題だ
そこへ来て打線も湿りがち、序盤の最低5点打線はなりを潜めた
山本の復帰も重要になってくるし、ベッツも早く合流してほしい

そうこうしていたら看護師さんがきて血圧、体温、酸素濃度を調べてOK
帰り支度をしていた時なので、「わあ! これ素敵」とひとなつ気に話しかけてきた、「ああ、これいいだろこの前、ニトリで買った夏掛けが入っていた入れ物だよ、かっこいいだろ」
またもう一人看護師さんが入って来て「これいいね」ってやっぱり目に入るみたい、得意になって「一晩だし、旅行かばんはダサいし、ちょうどこれがカッコいいと思ってね、やっぱいいだろ」
盛り上がった頃、担当医師もやって来て、様子を聞いて退院OK正式に出た、「先生、皮膚科と歯科どうなりました」と聞いたら「ああ日取りと、時間調整があるからもう一度聞いてくる」と言って出ていった。 無理もない治療中はどんな症状が出るかわからないから。一週間の休息日にした、まだ一週目だから。

この病院で順番を取るのは容易でない、前もって予約券をもらいに何時間か並ぶほどだ、眼科などは予約券配布時間まで2時間と決まっている。
立っている者は親で使えじゃあないが、先生にお願いして予約してもらうのが一番、昨日の問診の時にお願いしておいたのだ
抗がん剤治療中だからなかなか日取りとか体調があって難しい
歯科も専属医院があったが、今回は抗がん剤をやっているから麻酔薬や薬の加減もあるから万一のために病院でやってもらうことにした。
同じ日の11時と11時半が予約時間になった、これは無理っぽいがこの時間からどれだけ待ち時間があるということなので、それぞれの待ち人数と、待ち時間にもよる、これもなかなかスリリングな時間割になった。
さてひととおり終わって、ナースセンターに顔を出して「お世話になりました」と挨拶、するとまた別の看護師が「yottinさん、そのバッグかっこいい!」
これは本当にバカ受け、女子に受けたければやっぱりファッション小物かな?

11時にすべて終わった、女房殿に迎えに来てもらって家に帰った。
今夜から家で薬を飲むのが仕事だ。市の健康診断、ボランティア会議、歓送迎会、すべて不参加になってしまった。



the Spiders ザ・スパイダース - Kaze Ga Naiteru 風が泣いている (1967)

世代交代が進む大相撲が面白い

2024年07月10日 09時55分59秒 | 大相撲
 先場所は前半最後の場所で、入門してわずか七場所で三役(小結)に上がった大の里が優勝、そして今場所は関脇だ
アマチュア横綱、学生横綱のタイトルを取って幕下10枚目格付け出しからスタート、国家公務員で言えば優等生の「キャリア」だ
デビュー場所は、その前に幕下15枚目格付け出しで全勝優勝して一場所で十両になった伯桜鵬に続くかと思われたが6勝1敗で一場所通過とはならなかった。
しかし翌場所で十両入りを決めると十両で12勝、12勝と二場所で幕内に上がった
その後も11勝、11勝で二場所で小結に、そして先場所12勝で幕内初優勝、関脇が決まった
もし今場所13勝以上で優勝か準優勝すれば大関昇進の可能性も出てくる、関取と呼ばれる地位になって5場所連続二桁58勝17敗はドジャースより凄い、さすがは角界の大谷だ。
まさにエリートキャリアと言える。
私がこのブログで大の里を推したのは去年の7月の記事でだった
その時こそデビューしたばかりの幕下だったが、大きな体で迫力があった
何より石川県の小学校を卒業してすぐに新潟県の能生に相撲留学、能生中学、海洋高校で鍛えられた
この時の仲間が白熊(十両=福島)と嘉陽(十両=沖縄)だった。
先場所で十両から幕下に落ちてしまった欧勝海も海洋高校出身だ、最近急に強い力士が出るようになった高校は水産学校でもある。
また大の里は石川県出身だが、ご存じ石川県は元日の大地震で大被害を受けた
その石川県勢は大の里を先頭に、先場所は遠藤、輝の二人が十両で活躍して2人そろって再入幕を果たした。 今場所も三人の活躍を期待する。

相撲はいくら大器であってもケガで相撲人生を台無しにしてしまうことがある
照ノ富士のように三段目まで落ちて復活して横綱になった人もいるが、だいたいは苦労している、石川県出身の元前頭炎鵬もその一人で、十両に落ちた後ずっと休場が続き、今は最下位の序ノ口になってしまった
けがを治して復活はなるのだろうか?
不祥事も含めると、朝乃山、若隆景、阿炎、伯桜鵬、高安、貴景勝など実績ある力士がなかなか上に上がれずに苦労している
大の里、それと横綱に一番近い琴桜、実力者の豊昇龍、大栄翔、霧島、翔猿、若手の熱海富士、平戸海、豪の山、湘南の海、王鵬、琴勝峰らにはケガをしないで土俵を盛り上げてもらいたい。
若元春がどこまで戻せるか大いに期待したい。

「北陸冬物語」沢田美紀 AGIJIyKg==]