神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

35度越えの猛暑になったぞ

2024年07月21日 16時40分47秒 | 家庭菜園
 ここ数日は激しい雷雨から一晩中土砂降りにして夏祭りをおじゃんにしたかと思えば、今日はかんかん日照りの暑さで33度を超えた、さすがに今日は早くから除湿モードで昼間は昼寝かDVD映画の鑑賞、そして野球に相撲で一日終わりかな

昼食後、庭を見たらカランコエの花壇はカラカラに乾いている、畑を見れば巨大キューリが見える
今日の富山市は最高温度38度になるらしい、すでに35度くらい行っているのだろう、ここも33度くらいになった、とにかく暑すぎる
畑に入れば巨大キューリが3本あった、2日間の大雨でホオッテおいたら一気に大きくなった、30cmくらいある
ナスは一部ひび割れ、一個だけ収穫した、今年は全体的に低調だ、私がほぼ一か月畑をかまえなくなったことも原因だ
スイカの失敗にはがっかりしている。 入院前は枝分けもうまくやったし、今年はスカッと整理したのに入院して予定が狂った、一株増やして20ケ位は採る予定だったが一個だけとは・・・お盆はスーパーで買うことになりそうだ

虎の子の一個だけが育っている、5日前くらいにはウズラの卵大だったのが、5日後の今日はリンゴの大きさになった
このまま、どこまで大きくなるのだろうか? 去年は第一号だけ2.1㎏もあったが2個目以降は1㎏前後になった、ナンバー2より一週間早かった、小玉スイカだから1㎏くらいが普通なのだ
2.1㎏は突然変異か栄養の独り占めだったんだろう、メロンだってプリンスメロンなのに1号だけマスクメロンが出来たのだから、1号というのは不思議だ。


10分くらい畑や花壇に水をやっていたが、汗でもう着替えなければならない
蚊は猛暑に弱いというのに35度近い炎天下でも飛んでいて私の手に引っ付いた
あまり俗説は当てにならぬ、蚊だって耐性ができるんだろう。

朝8時からドジャース戦を見ていた、昨日は大谷の二塁打も絡んでフリーマンが貫禄のマンる逆転ホームランで勝った、私が好きなスリリングな展開からの勝利、スカッとしたが、今日も逆転の応酬で延長10回、11回を1点を争うまたもスリリングな展開、大谷は一発チャンスで2度連続申告敬遠されたが、今日はスミスが見事にサヨナラヒットを決めてくれて、吉田が居る強豪レッドソックスに連勝した。 ああ気分いい。

今日は二人再出場となる、ドジャースの投手、ケリーが帰って来た
ケリーと言えば大谷に自分の背番号17を譲って99に変更した投手、そのお礼に大谷がケリーの奥さんに高級車ポルシェをプレゼントしたというおまけつき
そのケリーが投げたが、一時逆転のホームランを打たれて苦い復帰戦となった

もう一人は大相撲十両の尊富士、先々場所には序の口からの最速優勝を果たした大器
優勝戦で勝ったが、その時の無理がたたって足首のケガで先場所、今場所と休場していた
今場所全休だと幕下落ちもありえるので、1勝でも2勝でもして十両に残りたいところだ
今日の相手は十両トップを走っている阿武剋(おうのかつ)、来場所新入幕間違いない若手力士、今後尊富士、大の里らのライバルになるだろう大物だ
ケガがまだ治りきらない尊富士にとって難敵だ。
今さっき勝負は終わった、尊富士が圧勝した、優勝した時の強さそのままだった、1勝2勝と思っていたが、足が今日の状態なら全部勝って勝ち越しできそうな勢いだ。
阿武剋もさすがだ、尊富士の出足を止めてがっぷり四つになった、その後は尊富士に蒔まきかえられて、なされるまま寄り切られたが
一歳違いだ、大の里と琴桜がライバルのように、この二人もこれから何年もライバル関係になりそうな気がする、どっちも大関、横綱の素質を持っていると思う。 阿武剋は久々の大型モンゴル力士になりそうな予感がする、ただモンゴル力士にしては優しい顔をしている、鶴竜のタイプ、それより優しい顔だ。



「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた (146) 長尾家 59

2024年07月21日 07時58分51秒 | 甲越軍記
 景虎の栃尾勢は、柿崎を目指して米山峠の麓に差しかかった府内勢を勢いのまま追っていたが、景虎は突如として進軍を止めよと下知した
そして「少しばかりくたびれた、ここで一休みいたすゆえ汝らも息を休めよ」と言い、近くの小屋に入り寝てしまった。
これを聞いて宇佐美駿河守がやって来て、小屋に入り景虎を起こそうとするが、冑を枕に高いびきのまま、少しも起きる気配がない
これには宇佐美もあきれ果て、外にいる本庄と顔を見合わせ「今この時こそ、逃げる晴景勢を米山にて追いつき討ち滅ぼすべき機会であるのに、ここで時を無為に過ごすとはいかなる思案であろうか」と互いに苛立つ
「この絶好の機会を逃せば晴景らは府内の城に入る、そうなれば数が少ない我らは、守り固い府内城を落すことは不可能となろう、それどころか晴景が下越後の者どもに我らを挟み撃ちするように命じれば、袋の鼠となって全滅するやもしれぬ、その上、黒田、金津が栃尾を襲えば、われらの帰るところなく、ますます窮地に陥るであろう」などと悲観的な心配ばかりが沸き起こってくる、そうなると今までの勢いは失われ、勇気も萎えてくるのであった。

いよいよ晴景勢は米山の峠を三分の二ほどの軍勢が越えて下りにかかった
その時、突如として景虎は起き上がり「早貝を吹け、馬をひけ」と命じ、自ら先頭となって馬を走らせた「時は今なり、ただ一息に敵に追いつき攻め討てや、戦は勝ち也なり、勢いに乗って一気に府内まで攻め寄せようぞ」と言えば
続く景虎勢の勢いは百倍にも増して勇気みなぎる
宇佐美、本庄は仰天して「わが君に遅れまじ、急げ者ども」と後を追う

景虎が寝ているころ、米山峠の頂では長尾越前守が、逃げ急ぐ大将の晴景を諌めていた
「我らが峠を下れば、間もなく追いかけてくる景虎勢は峠の高みより逆落としに攻め下るは必定である、そうなれば坂下の我らはひとたまりもなく追い落とされて全滅となろう、ここは峠に陣を張って景虎勢を待ち受けるべし
坂下より登ってくる景虎勢を峠から攻め下れば、まさに話は逆になり、栃尾勢が壊滅するであろう」そう言って、峠の上と峠のやや下に備えて待てども、いっこうに景虎勢は姿を現さず、むなしくただ時が過ぎてゆくばかり
晴景はついに「越前守の申す事は当たらず、景虎らは劣勢故追いかけてくるのをあきらめ栃尾に戻ったのであろう、我らも急ぎ府中に戻ると致す」
越中守は、なおも留めようと諌めるが晴景は聞く耳もたず全軍で峠を下り始めた、仕方なく越中守もまた後に従い、峠を下った
先頭が峠下に着くころ、突然峠の上から景虎勢が馬を急がせて攻めかかって来た、そして鉄砲の筒先を並べて頭上から討ち放てば、府内勢はやにわに百騎あまりが撃ち倒された
なおも景虎は先頭の鉄砲隊を入れ替え入れ替え撃ち放てば、ますます府内勢の死人、手負いは増えるばかりであった
鬼小島弥太郎、甘粕二郎吉、奈弥辰蔵、荒川吉蔵、朱の丸の指物を翻し、頭上より馬を乗り入れれば府内勢は大いに驚き浮足立つ。
府内の殿軍、松本大隅守は「ここを破られれば味方の大事ぞ、なんとしてでもくい止めよ」」と五百騎の味方をまんまるの陣形にして「一歩も知り退くな」と鉄砲も怖れずに槍を揃い立てて、死賊となって防ぎたる。
されども無勢、敵を頭上に迎える不利なればひしひしと攻め立てられて、味方は討ち取られ、哀れなるかな、ついに松本大隅守討死となる。