五ヶ山クロスキャンプ場上の土砂崩壊が進んでいる件について、先週末、那珂川市建設課へ報告をしたところ、建設課では状況を把握していなかった。それで、本日(5日)、説明に行く予定で建設課へ連絡をすると、状況が確認できたというので話を聞いた。それによると、崩壊場所は国有林で、やはり林道上で起きていた。昨年の西日本豪雨によって発生したもので、国が本年度中に工事を行う予定だという。発生から1年以上、あまりに遅い対応だと思うが、国は急ぐ必要はないと判断したようだ。すぐ近くにはキャンプ場があるというのに、、なお、これらの内容は、建設課の担当者が福岡森林管理署へ連絡をして判明した。
そこで、那珂川市には、本件に関する情報をホームページに掲載するよう要望しておいた。那珂川市が売りにしている、五ヶ山クロスのキャンプ場近くで土砂崩れが起きているのだから、防災上の観点からもキャンプ場を利用する人や観光客には知らせる必要はあるだろう。ちなみに、五ヶ山クロスを管理している地域づくり課は、崩落自体は把握していたが、国の管轄であるため動いてはいなかったようだ。
その後、工事期間は7月14日から来年1月17日までとわかった。すでに工事期間中なのだが、今のところ現地では動きは見られない。もうすぐ台風シーズン(というか、すぐそこに台風は来ているが)、工事が終わるまで大きな災害などなければよいのだが。
倉谷林道上で起きていた(2019.7.30撮影)※下図参照
崩落現場(丸印)※国土地理院地図にはなかったが、林野庁国有林図面には林道があった、ただ五ヶ山ダムは表示されていない、、
キャンプ場下から崩落場所を見る(2019.6.1撮影)
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