姉と母がコロナに感染してから3週間、ようやく危機を脱した。姉は発症から1週間で陰性になったものの、コロナウイルスにより免疫力が著しく低下し、腎機能が低下、持病の慢性腎炎が悪化した。連日、39度以上の高熱が続き、意識が低下するなど危険な状態に陥っていた。医師が変わった、2日朝、主治医(泌尿器科)から緊急に透析をする必要があるとの連絡が入った。透析を行えば状態は良くなるとのことで、すぐ治療に入っていただいた。福岡に帰ってきたばかりだったが、万一に備え、すぐ山口へ行ける用意をして連絡を待った。
通常、人工透析(血液透析)を行う場合、腕の内部にシャント呼ばれる血液の出入り口を作らなくてはいけないが、その手術をする時間もない。そこで今回は、首の静脈にカテーテルを入れて透析を行う「カテーテル法」がとられた。この方法は緊急に透析治療の必要があり、シャント手術が間に合わない時に行われるものらしい。今後のことも含め、来週、主治医から詳しい説明を受けることになるだろう。
2日午後7時前、主治医から治療は成功との連絡が入った。姉の意識が戻り、今、食事をしているとのことだった。数日間、意識がなく食事も摂れていなかったので安堵した。先生の携帯で姉の声も聞くことができた。先生の思わぬ計らいに感謝で涙がこぼれそうになった。姉と母がコロナに感染してからずっと気が抜けず苦しかったが、姉が持ち直してくれて本当によかった。今はそれだけ。(来週月曜、姉と面会できる。元気になっていてくれれば、、)
※一般的には、救急搬送時の医師が退院まで担当するようですが、姉の容態が悪かったので、担当が主治医(泌尿器科)へ変わりました。