呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

ヴォイス・トレーニング

2008-04-10 | コンサート・LIVE・演劇などの話
友人Yの紹介で、ヴォイス・トレーニングの体験レッスンに行って来た。
Y曰く、「遅い時間でもやっていて気さくな先生で、いろいろ面白いやり方で発声を指導してくれるよ」とのこと。
今回の第九で声の衰え?を実感したのと、僕の将来に向けての音楽の趣味は「合唱」にしようと決めつつあることもあり、遅ればせながら発声を勉強してみようかと思った次第・・・。
それと実は、Yから貰ったパンフを見ると、I先生が結構美人でいらっしゃることも、僕をレッスンに駆り立てた理由のひとつ・・・だったりして。
(それが主だろうって?)
予約の電話をしたら月曜の9時20分からしか空いていないという。
結構人気があって一杯なんだね。

雨の中、仕事帰りに萱場町から歩いて日本橋兜町のビルに向かった。
I先生に実際にお会いしてみると、ホントに気さくで明るくて、そしてなかなかの美人。

I先生 「どんな風になりたいんですか?カラオケで上手に歌いたいとか?」
オヤジ「いや、これから合唱を本格的にやりたいんで、一度ちゃんと発声を学ぼうかと…」
I先生 「えぇ~そうなんですかぁ!いいじゃないですかぁ!」
オヤジ「いやぁ、今更って感じなんですけどぉ」
I先生 「そんなことないですよ。男性の発声が落ち着くのは40歳ぐらいからなんですよ!」
オヤジ「そ、そうなんですかぁ、じゃあ頑張ってみようかな・・・」
I先生 「では声を出してみましょうか・・・。普通のドミソミドーで」

I先生にピアノを弾いてもらいながら、発声練習をした。

I先生 「とっても素直できれいなテノールじゃないですかぁ!」
オヤジ「いやぁ、でもAが出ないんです。だからいつもバスを歌っています」
Ⅰ先生 「ちゃんとした発声を覚えれば、Cまで出ますよぉ~。絶対響く体型なんだから」
オヤジ「えぇぇ、Cですかぁ?(確かに相当響きそうなお腹だ)」
Ⅰ先生 「まずは口を大きく縦に開けて、上顎を引いて、鼻の穴を広げて発声しましょう!」
オヤジ「アーアーアーアーアー(ドミソミドー)」
Ⅰ先生 「いいですよ!あとはお腹への力の入れ方なんだけど・・・、(しばし検討中)」
Ⅰ先生 「そうだ!ピアノのヘリを持ち上げながら腹筋に力を入れて発声してみて!」
オヤジ「うっ(っと力を入れて)アーアーアーアーアー(ドミソミドー)」
Ⅰ先生 「良いじゃないですか、今A♭まで出ていましたよ!」
オヤジ「おぉぉ~、そこまで出ましたかぁ!?」

とても楽しい体験レッスンでした。
なんか本気で声楽をやりたくなってきた。
結局月1回のつもりだったのに、月2回コースにしてしまった・・・。
男声合唱もやりたいし、月2回ヴォイトレに通える今のうちに、ちゃんとやっておこうと思っております。

PS)Ⅰ先生の仰る「人に見せられないような顔で発声を・・・」って、こんな感じ?
思わず30年前に聴いたキングクリムゾンのアルバムジャケットを想像した。
でも多分こんな感じで発声しろ、って言うことだよね!






コメント
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