結局大した掃除も出来ず、年賀状にも手を付けぬままに大晦日となってしまった。
元旦は仙台の両親と弟家族がウチに集まるが、まぁいいや。
我が家の状況は良く分かってくれている。
男やもめがそんなに完璧に年末年始の家事を出来るわけがない。
特に今年は年末の土日に合唱関連の行事が重なったため、休日に家のことが出来なかった。
これから毎年同じような状況になると思われるので、来年からは早めに行動しよう。
ということで正月の準備も何も出来ぬままだが、酒だけは確保した。
といっても、自分で買ってきたのではなく、貰い物だ。
ひとつは「一ノ蔵・掌(たなごころ)純米酒」非売品です!楽しみ!!
「一ノ蔵を楽しむ会」でいただいたもの。
もう一本は、お馴染み「浦澄・禅・純米吟醸」これは実家から。
正月は、我が宮城県を代表する酒蔵のお酒で迎えることになった。ウレシイ・・・。
さて年越しです。
我が家の今年の年越しは、「カレー鍋」
結構ブームのようなので、スープを買ってきて作ってみた。
う~ん、なんかカレーを食べ終わった後の鍋で野菜や肉を煮込んだって感じで、特に「美味い!」というものではないなぁ。
最後にうどん(年越し蕎麦ならぬ・・・)を煮込んで食べたが、ただのカレーうどんだ。
これなら普通の塩味ちゃんこなどの方がいいな。ちょっとイマイチでした。
今年の大晦日は、オヤジひとりだった。
息子は二人とも友達と年越しらしい。
考えてみれば、人生52年間で、大晦日が一人というのは初めてだ。
学生の頃も勤めてからも、正月は実家に帰っていたし、結婚してからはもちろん妻や息子たちと一緒。
去年は次男が受験だったから、家にいて一緒に飯を食った。
一人鍋でビールを呑みながら紅白を観ていても、寂しさは全く感じない。
(ホントですよ、やせ我慢じゃないですよ)
でも「あぁ~、そういう年齢(僕も息子も)になったんだなぁ~」という感慨はある。
実際のところ、妻を亡くしてからは一人暮らしのほうが気楽と思うようになってきた。
一人なら自分のことだけやればよい。
なまじ一緒に住んでいるから、息子たちの言動が気になるし、一定の世話だって焼かなければならなくなる。
まぁ、年を取って健康に不安が出てきたらどうか分からないが、今は早く一人になって気楽にやりたいという気持ちのほうが強い。
なんか、そんなことを改めて思い起こした大晦日でありました。
1年間、お疲れ様!オヤジよ、君は頑張ったぞ!君の労苦に乾杯だ!!