呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

酒蔵見学ツアー その1

2009-03-01 | 食べ物・お酒の話

我が男声合唱団と所縁の深い酒造メーカーの酒蔵見学ツアーに参加した。
酒造り過程の見学と出来立ての新酒の試飲、そして温泉での懇親と、とても有意義でかつ楽しく充実した2日間でありました。

東京駅に集合し、新幹線で東北の某駅へ。
そこからは貸切マイクロバスで現地を目指した。
団員および家族、団友総勢25名が参加。
今年で16回目の酒蔵ツアーで、今回は史上2番目の参加人数だそうだ。
メンバーの中には、酒蔵見学のあとの「試飲」に備えて、新幹線やバスの中では呑まないと決めている人もいたが、僕を始めのん兵衛オヤジ数名は、全然気にせず。
「取り敢えず」のビールを、新幹線が発車するとすぐ始めました。
あとは車内で「顰蹙を買う」ことのない程度に節度をもって?呑み続けです・・・。

昨年この地方を襲った地震により、明治時代?のレンガ造りの煙突にひびが入り、やむなく取り壊したそうだが、昔ながらの酒蔵が伝統を感じさせる。
このメーカーには、この酒蔵ともう一つ大きな近代的な本社工場がある。
今回訪問したほうは、昔ながらの手法で手作りの酒仕込みを行っている。
普段は一般公開していない酒造りの行程を全部見せてくれた。
南部杜氏であるTさんには朴訥とした東北弁で麹作りや酒母の発酵過程などを説明していただいた。
直径2m、高さ2.5mほどある大きなタンクの中で発酵してプツプツと泡立つもろみを初めて見た。
そして、もう1~2日で搾りに回るドロドロしたもろみを柄杓で掬って少しずつ飲ませてもらった。(ホントは違反?)
いやぁ~、ピリッと発泡していて美味かったぁ~。



丁寧な説明を受けたあとは、待ちに待った「試飲」です。
出来上がったばかりの新酒や、搾りたてでまだ調整前のものなど、貴重なお酒が「試飲」どころではなく、25名が十分に飲めるほどの量が用意されていた。
う~~ん、美味い!
散々頂いた後は、わざわざ本社から駆けつけてくださったS会長ご夫妻や杜氏さん初め従業員の皆さんにお礼と、そしてタンクでゆっくり発酵する日本酒に向けて、合唱を披露いたしました。
いつもは2~3曲なのだが、今回は調子に乗って5曲?も歌ってしまった。
でも美味しいお酒で喉を潤したせいか、なかなか良かったと思います。(自画自賛・・・)



僕も、いつも呑んでいる酒が造られる過程を見ることができ、また貴重なお酒も呑むことができて大満足。
我々は心地よいほろ酔い気分で酒蔵を後にし、今夜の宿泊先である鳴子温泉の「鳴子観光ホテル」に向かったのであります。

〈続く・・・〉



コメント
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