父が亡くなり、もうすぐ1年、命日は7月13日。
このブログにも書いたが、父が心待ちにしていた僕の仙台への転勤内示の日だった。
あれからもう1年かぁ~。あっという間だったけど、公私ともにいろいろあったなぁ~。7月になれば多少は落ち着くと思っていたが、仕事もプライベートも全然落ち着かず毎日忙しい。仕事やその他のイベントに追いかけられ、呑みこまれそうになってアップアップしている。ダメだなぁ~。
一周忌法要は、限られた親戚にしか声かけしなかったものの、前日夜から大雨で皆さん大変だったと思う。本当にありがとうございました。
ウチの息子たちも金曜の夜から来仙して、久しぶりに家族揃っての夕飯だった。だけど僕は蜂窩織炎で呑めないので、「ドライゼロ」でお相手。調子でないよねぇー。
一周忌法要は、墓参りのころには多少雨も小降りになったし、恙なく終了。
法要後の挨拶で触れたが、僕自身は長く仙台を離れていたので、この1年父親がいない生活というものにあまり違和感を感じなかった。なんとなく今でも病院に入院しているような気がする。
母親は連れ合いを亡くしたのに、一人残されたことを実感する前に息子が同居を始めたものだから、これまたあまり悲しみに暮れる間もなかったようだ。
でも、僕も55にして、妻を亡くし、父親を亡くし、普通の人よりはちょっと早めに人生の不公平さや不条理に触れたような気がする。息子たちも然りで、前から何度か書いているが、母親を早く亡くしたことは、物理的には間違いなくマイナスなのだが、せめて彼らの人生観などの精神的部分で、少しでもプラスに作用すればと、改めて思う。
夕べはお袋と息子二人とで、秋保温泉の「秋保グランドホテル」に泊まった。ここは仙台に来て一番最初に日帰り入浴した温泉だ。
普段はまあまあのレベルのホテルだけど、最近は「〇○フェア」のようなお得な企画をやっている。今回も「朝夕食バイキングプラン」とかで、結構お安い値段設定の宿泊プランです。
さすがに温泉ホテルのバイキング、夕食もそれなりのメニューが用意されておりました。一つひとつはそう高級な食材とかではないけど、バラエティーに富んでいて息子たちも満足だったようだ。
ホントはお風呂も酒もダメなんだけど、今日は少しは良いでしょう?と勝手に決めて(なにせ蜂窩織炎のベテランですから)、ちょっとだけお湯に浸かり、ビールはコップ3杯までにした。でもこれじゃ息子と一緒に呑むというほどのものでもない。残念!(でも一週間ぶりのビールは結構効きました)
部屋は広々としてきれいだったし、食事は別にそんなに豪華じゃなくて良いので、十分満足できました。
息子にとっては母親を欠く温泉泊で、とても家族水入らずという感じではないのかもしれないが、それぞれが久しぶりの「家族団欒」を少しでも感じてくれれば、父親として祖母としては幸甚であります。