地下鉄(メトロ)に乗って講談社このアイテムの詳細を見る |
♪「地下鉄(メトロ)に乗って」浅田次郎著 講談社文庫
このところ映画の原作小説を続けて読んでいる。
映画の予告を見て興味を引かれて、というパターンが多い。
しかし実は浅田次郎の小説は、あまり読んでいないし、それほど好きでもない。
どうもタイムスリップとか、死んだはずの誰々が出てきて・・・みたいな話しが多く
だからどうした?という時が結構あるんだな。
でもこの話しは地下鉄と父親がテーマなので、ぜひ読んでみたくなった。
主人公は父親の威圧と暴力に苦しめられ、今は絶縁状態。
決して父親を許すことが出来ない。
しかしある日地下鉄からタイムスリップし
父親の若き日の希望や悩みや頑張りを目の当たりにする・・・。
そういえば自分の父親が、若い頃どんなことをやっていたのか
何を考え、悩み、どんな希望を抱えて生きてきたのか、何にも知らない。
自分も社会人となり、父親となり、そして50になった。
それぞれの人生の節目のときに、親父はどうなことを考えながら過ごしてきたんだろ。
そんなことを聞くこともなくここまで来た。
聞いてみたいが、やっぱり照れくさい。
どこの父子もそんなものか。
ウチの息子達もそんなことを考える日が来るんだろうか。
自分はいつか話してやりたいと、ちょっとは思う。
そうですよね、両親が若かりし頃はどのように過ごしたのか聞いてみたいですよね。
それと、私は複雑な家庭で育った為、自分がこの世に生を受けた時、今は亡き父はどう思ったか聞いてみたかった・・・。
母は、私が高校生の時に話してくれた、自ら。
すみません、プライベートな事書いちゃって!
友人が原作本貸してくれたので読んでみま~す。
映画良かったですか?堤真一だもんなぁ。良さそうですよね。ぜひ観たいです!
先日新聞に「手紙」の感想記事が載っていました。これもいいらしい。山田と玉山が上手いって。エリカちゃんはどうなんだろう・・・。
観たい映画が目白押しです。