ふろしき王子のブログ◎
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今日は、千葉の学校でふろしき講座。
なんとなく氣分で、軽装で行きたいと思い立つ。

いつもの風呂敷リュックの中身を整理して量を減らし、
本日はななめがけのバッグへ結び変える。
それでも講座用の風呂敷があり、それは別個に背負う。

軽装だと半ズボン+下駄がよいのだが、この夏の日日で
だいぶすり減っているし、鼻緒は一度切れたのを
ひもで直したもので、長旅には心もとない。

会場は、千葉の蘇我の近くの寺町というところで、うちから
2時間以上かかる。

そこで、久しぶりに歯が1本ずつのいわゆる「天狗の下駄」
にて出立。
慣れないと歩きづらいだろうが、涼やかな下駄はやはり軽装なのだ。



本『トルコで私も考えた』を2巻分持っていく予定を、
軽くするため1冊にし、
代わりに小さいクロッキー帳を入れ、移動中は
本を読む以外に、寝るか絵を描くことにする。

電車内の乗客をスケッチするのは、絵を描く人は
よくやることだが、本人にバレるとストレスや迷惑になる
おそれがあるため、メモをとっているだけのように、見つめないで描く。
焦点が合ってないような目線で。
それも、1人あたり20秒くらいで終わらせるので
氣づかれない。

何しろ現在は多くの人がたがスマホに向かっていて
周りへの目配りは無い。
無防備で、平和ともいえるが、
やりすぎは目にも脳にもよくないし、
歩きながら没入してるのは自殺行為ともいえるから、
もし我が子がさういふことしたら
「バカヤロてめ」と注意するだろう。

歯が1本の下駄は、慣れると重力により
宇宙から押されて自然と前に進めるから、普通の下駄より
さらに楽なのだが、

つるつるの駅構内などは、歩く音がカツカツと響くので、
衝撃を吸収するように歩く必要も出てくる。

ともあれ、靴を下駄にし、さらに一本歯へ移行すると
(徐々に慣らして)
毎日が冒険的意識にあふれるし、体にもよいので
おすすめです。



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