シギ・チの世界に足を踏み入れたのは5年前の春、まだまだビギナーである。
春のシギ・チのマイフィールドにしている蓮田では、一度も出会ったことはないツルシギ。
思いがけずこの度、大授搦で数羽の群れと初めて出会う。
鶴の姿によく似ているから鶴鴫の和名。だが私には鶴と結びつかず、小さな多数の白斑より黒と赤が強烈に目に飛び込んだ。頭から胴体にかけての黒は墨の黒、嘴と足の赤をプラスにして「スミアカシギ」と私の中では呼ぼう。しかし黒の墨の表現をもっと考えたほうがよさそうだ。そのためにも墨について勉強しヒントを探そう。
干潟で数十羽のアオアシシギの中で黒い姿を見た
中に夏羽に変身中の個体もいた
防波堤沿いの水路が採食場所のようだ