鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

シベリアジュリン のまとめ

2023-03-24 10:16:55 | 鳥撮る

数少ない日本では繁殖していない シベリアジュリン。冬羽は、冬どこでも見られるオオジュリンに似るが、全長14センチと小さい。野外で見分けるのは、下嘴がピンク色。オオジュリンの脇には褐色の縦斑があるが本種にはない。1月9日オオジュリンの小群に出会った。その画像をチエック時、この小群が皆シベリアジュリンと確認。13年前の2010年2月14日 同じ場所で黒くなったシベリアジュリンを見ている。毎シーズン同じ場所に越冬に来ているのだろうか。

3月10日のブログで本種をまとめると記載した、まとめる中で止まっている前後の姿、飛翔、採食、寛ぎ、画像40点選び、ストーリーにし冊子に出来上がった。ここで20ページ中、表紙、p3、p7、p12、p17の5点を並べ、これで今シーズンの冬は終わった。

次は3月下旬、4泊5日の石垣島へ。お世話になる島の方へのお土産にと、あきがカンムリワシのキーホルダーを作製。やっと仕上がり後は荷造りのみ。どんな春が待っているのか・・・。

 

 


ハイイロチュウヒ雄

2023-03-18 10:16:03 | 鳥撮る

今シーズン山口のマイフィールドでは、ハイイロチュウヒ雌4個体、塒に帰ってきていたが、雄は1羽も現れなかった。山陰斐伊川河口周辺では、雄が越冬していたことは知っていたが、別のテーマがあり目的があったので気のもしていなかった。

2018年「枯野の猛禽ハイイロチュウヒ」写真集を自費出版した。雄の幼鳥、二年目、三年目、成鳥と越冬での成長過程と雌も同じようにまとめ、写真150点と90ページにした写真集。30シーズン見てきたので、ここでは無視していた。

冬の今シーズン最後の15日、バーダーは誰もいない中、朝の斜光を浴びてハイイロチュウヒ雄、思いがけなくであった。警戒もしていなく、ゆっくりと自然体で飛び出して車の前を横切って行った。斜光の中で白い個体が溶け込んで、これだという画像は撮れなかったがあえて、ラッキーだった。

この個体の尾羽の内弁に横帯が6本、次列風切りにも横帯が数本残っている。後頭には褐色も少し見られるが、胸には小斑は消えていて、三年目が過ぎた個体なのだろうか。

 


シベリアジュリン夏羽

2023-03-10 09:38:33 | 鳥撮る

白黒に変身した夏羽、初めて見たのは 2010年2月14日。もう一度夏羽をゲットしたいと二度出かけた。前回のブログ、オオジュリンの群れの中に黒くなったシベリアジュリン1羽を見、混群にもなるのかと初めて知ったが、シベリアジュリンは草木の種子やくも類が主食。オオジュリンは葦の茎を嘴で割って中にいる虫、卵を食べることでシベリアジュリンのように地上に降りての採食はしないみたい。

この度のシベリアジュリンは40~50メートルの先、草むらの上に出てくるのを待っている。全長14センチ翼開長約17センチあり、せめて30メートル以内なら撮影しやすいのに。それに枯草の先端に止まり、飛び立ちの一瞬は、左右真下にとまちまち、それに枯草の中を飛翔。なかなか飛翔シーンのチャンスは無かった。

20羽前後の群れが居る草むらの上空を、チュウヒが飛び、ハイイロチュウヒ雄が何度か横切って行ったが、初夏のような強い日差しも、絵にはならない。二日間と三日間粘って何とか収集。2010年2月の時の画像を含め、シベリアジュリンの越冬ストーリーができる絵が整った。ワードで何ページに収まるかサー スタートしてみよう。

 

 


オオジュリン

2023-03-03 16:33:10 | 鳥撮る

珍しくはない、ごく普通に見られるオオジュリン。だが今シーズンは少なかったのか、マイフィールドの池では一度だけの出会いで、シーズンは終わった。2月26,27日この冬二度目の山陰、斐伊川河口周辺に出かけ、思いがけず目の前にオオジュリンが数羽。

朝の斜光の中、オオジュリンの体半分が影となり、絵としては難しさがあったが、近距離で付き合ってくれた。オオジュリンの夏羽はまだ見たことがなく、数羽の中一羽だけ頭の黒いのが居てヤッターと思った。黒い個体、胸から腹にかけて白一色、下嘴は薄い色、これってシベリアジュリンの夏羽?。北海道で繁殖するオオジュリン、夏羽になるのはシベリアジュリンに比べてかなり遅いのだろうか。

ここへ来た目的はシベリアジュリンの黒くなった夏羽をゲットする、これだけを目的にやって来たが、同時にオオジュリンに出会ったことはラッキーである。