ブッポウソウ 後編

　　　
雌がいごいた。今度は横枝にとまる。
バックは抜け明るい、絵になるとファインダーを覗くと光がいまいち。主役は美しい色合いではなく黒っぽく見えるがなにもできない。仕方なくこの角度でしばらく付き合った。後半羽づくろいと寛ぐシーンも見せてくれたがやっぱり証拠写真に終わってしまった。



飛翔シーン、空中で虫を捕えるシーンをイメージし後方に移動してみたがチャンス無し。同じ横枝なのにバックが緑、主役が溶け込みそう。欲を出さずに初めのポジションで我慢すればよかったかぁー。だが二羽とも飛び立ち緑の中に消えてしもうた。


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ブッポウソウ 新緑の中で求愛給餌

　　　
我が家の窓の外は早朝から１９時過ぎまでホーホケキョケキョケキョ、店の入り口ではツバメのヒナ親も盛んに鳴いている。リビングではクロツグミの時報（５月）旬であるシギ・チは終わったが春真っ盛り。

５月２６日新緑の中へ赤い太い嘴のブッポウソウをチラッと見に出かけた。私の場合次のテーマの隙間を埋めるためちょっと覗いてみたら、ただ今求愛給餌の真っ只中。雌の方はどんと構え雄のプレゼントを待っている。何回かの後プレゼントが気に入らなかったのかは定かでないが雄が何回も差しだすのに知らんぷりん。仕方なく雄がその場で食っていたシーンも見せてくれた。

田植えが済んだ谷間の静かな田んぼ、急斜面の新緑の中で赤い嘴と夕方（１６時）までのんびり付き合ってきた。
昼飯はスーパーで半額のアンパン一個づつと家から持ってきた冷やしたお茶のみ。店じまいしお腹が空いた空いたと車が少ない道をスイスイと帰ってきた。途中カープの試合が終わった後でごったがえしていた駅前デパへ。お気に入りの　Columbia　のキャップ２個とダニ対策の足元カバー２組を購入。田舎者が久々デパ歩き、フィールドよりは疲れてしもうた。



赤い太い嘴の色はともかく、体、翼の色は新緑の中では溶け込みそうで難しい。


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部分白化のタカブとアカアシシギ

　　　
５月３日　コアオアシシギに似た可愛い顔を遠く双眼鏡の中で見つけた。１枚の蓮田に単独行動。だんだん近づいてくるのを待ってファインダーで確認、即タカブシギの部分白化と判断。
４月２８日　大瀬崎観察日記のブログにタカブシギの部分白化を観ていたことですぐ答えが出た。福江島の個体よりは白化の部分が多くこんな個体初めて、４日　５日も居た。

北海道でも繁殖しているアカアシシギ。尾津蓮田では旅鳥で出会うチャンスはあまりない。４月２８日　２９日大授搦で二羽を見帰ってきて５月連休蓮田で一羽に出会った。５月５日夕方１７時半過ぎ地元の人も引き上げバーダーは私とあきだけ、その前に斜光の中で夏羽の一羽が近づいてきた。夕日に照らされ赤い脚赤い嘴、順光では観られない鮮やかな色を見せてくれた。

もう一つの赤いはなし。
５月５日ここの姫バーダーもトイレ食事で一時帰り、農家の人も何人かいたバーダーも食事トイレといなくなった昼時。あきが白いビニールを飛ばした。ビニール袋は風船になって道を走る。ツバメチドリが飛ぶのを５００㍉レンズを持って構えていたが、泥の蓮田に飛んではいけないとレンズを持ったまま追いかけた。２度も取りそこね３度目足で押さえたと思ったらアスファルトの農道にレンズを持ったまま前のめりに倒れた。！！　左手の５００㍉レンズは瞬時に掌を返しクッションにしレンズは大事に至らなかった。　がである左手の甲手首に近い所を肉が１㌢円でえぐれ赤いのがどんどん出てくる。シャツのカフスの裏側は赤に染まりこれはしみ抜き代が高くつくワイとクリーニング屋の職人。左ひざもしみいってすり傷、右の掌も赤くなっていて中指の先も傷。ビニール袋は蓮田まで飛んで行かなかったが大の大人がビニール袋と相撲をとって負けた。同じ赤でもこの赤は嫌だ！！。



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ヒバリシギ

　　　
ヒバリの背中の羽が似ているので ヒバリシギ とか。同じヒバリでもヒバリは全長１７㌢（内尾羽６㌢）ヒバリシギは全長約１４㌢（内尾羽４㌢）と小さい。干潟には出ず、蓮田や湿地で見られ大授搦では出会うことはない。

尾津蓮田で秋、冬羽の単独個体を見たことがあるが、夏羽は今春５月連休に時間をかけて付き合った。
変形の三角蓮田は道路沿いにありこの小さな蓮田ではタシギ、タカブシギ、オジロトウネン、ヒバリシギ、コチドリと賑やかにしていたがヒバリシギだけを追った。

５月４日の蓮田は晴れていたのに曇ってきて雨が本降りになり今日はこれで終わりかと思ったらまた晴れ日が差してきた。雨あがり直後の晴天は顔を洗ったようなすっきりしたファインダーの中。パソコンで見てもそれなりの画像が並ぶ。
何時もだとパソコンが重くなるので削除削除の山にするが、この時は同じ絵が続いても削除するのがもったいないと貧乏性。条件が揃うとそれなりの絵が揃うがなかなかチャンスは無くラッキーであった。５月６日三角蓮田をまた覗いてみたらもうヒバリシギの姿はなかった。



ヒバリシギは背にV字型のラインが特徴の一つとか。



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ツバメチドリ 後編

　　　
蓮田の畔に降りているとき首を伸ばし頭部を上下に数回小刻みに動かして飛び立ちまた元の場所へ帰ってくる。遠く双眼鏡の中でフライングキャッチとはわからなかったが、虫が飛んでいる位置を確認し嘴で捕えていたのだろう。上空でも飛びながら飛んでいる昆虫を見つけ嘴で捕えている。

飛翔時、顔に小さな触角のようなものが数枚の画像の中で見られた。この触角のようなものはツバメチドリにとって飛翔時必要な役目を果たしているのだろうか。この個体だけなのか、ただのゴミのようなものが付いているで片付けてしまうか、どう解釈していいのか今の時点では見当がつかない。この件で５月６日正面からの飛翔のシーンを狙いに出かけたが空振りに終わった。

　

わかるかなー　顔に短い触角のようなのが２本見えているのが・・・



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