鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

石垣島での春の旅は終わった

2023-04-20 20:24:31 | 旅行

石垣島で出会った7種をブログで記載した。30種出会っているが、ここであと7種並べ終わりにした。サシバ以外石垣島で繁殖している留鳥。

●シロハラクイナ どこでも姿を見るが直ぐ草の中に消えて、シャッターは切れない。辛うじて民家の庭で数枚だけ。道路を走っていたら2羽も車にはねられた姿を見てしまった。

●シロガシラ 何時出会っても高い電線ばかりで絵にはならない。昨年10月に出会ったときに比べれば後頭の白い部分が広くなっていた、繁殖時期だからだろう。

●イシガキヒヨドリ 我が家の回りでもフィールドに出ても、ヒヨドリは騒々しく鳴き姿は何時でも見られる。同じヒヨドリと思っていたら、体色は違うし鳴き声も違っていた。

●ムラサキサギ 後頭の二本の長く黒い冠羽が目立つ。単独での出会いばかり。

●インドハッカ 始めて聞いた時、それって鳥の名と聞き直した。外来種で今では島内で繁殖していると、農家の軽トラのおっちゃんの話。小さな牛舎の回りに群れでいた。

●クジャク 小学校で飼育していたのが、逃げ出し今では島中で繁殖。増えすぎて今では害鳥とか。時々デッカイ姿を見られるが、これも逃げ足早い。

●サシバ 広島では30年、40年以前は、別に珍しく無く春になれば、農耕地で何時でも出会っていたが、今では探し回らなくては出会えない。石垣島のサトウキビ畑の中、スプリンクラーの上に、アッチコッチに止まっている。近距離の出会いは昔、昔を懐かしく思い出される。

シギ・チ類はパスし、これで春の石垣島の整理は終わりにした。

     


カンムリワシ

2023-04-17 16:51:35 | 旅行

カンムリワシは国の特別天然記念物と絶滅危惧種になっていて、特別な保護を受けているとされている。が石垣島では具体的にどんな保護を受けているのだろうか。石垣市のマスコットキャラクターにもなっているが、島の人たちからはカンムリワシの話は、全然聞いていない。

全長約55センチで、ノスリぐらい。ハシブトガラスと同じ大きさらしいが、フィールドではカンムリワシの方が大きく見える。石垣島のカラスは少し小さいので、ビギナーにはそう見えるのかも。そんなに大きくないのに、なぜワシ。隣の台湾に棲息しているカンムリワシは全長約70センチとあり、その流れでワシ?。

島では一年中それぞれのテリトリーを持って、棲息していると聞いたが、すぐ会えるわけではない。出会っても電柱のてっぺん。電柱の下まで歩いて行っても、上から何しに来たかと見下ろしている顔。警戒無しで長時間動きもなし。31日帰る日の午前中、農道から近距離、サトウキビの畑の中、目線の高さのスプリンクラーの上に止まって、なかなか動こうとしない。帰る日で時間がなく適当にシャッターを切ってその場を離れた。電柱に止まっている幼鳥にも出会った。


カタグロトビ

2023-04-15 18:39:57 | 旅行

この度の石垣島へは、カタグロトビがチラッとでも見られればと出かけた。シギ・チ類を含め30種類以上出会っているが、やっぱりカタグロトビはチラッと見て終わった。体は白く見え、翼上面雨覆が黒く虹彩は赤色。チョウゲンボウの大きさと同じぐらい。全長約35センチ翼開長約78センチとある。地元バーダーの話では、外来種で台湾では400羽にもなっているとか。

石垣島では1995年初記録、繁殖は2017年に確認された。以前は迷鳥と図鑑にあるが、現在では石垣島でも繁殖行動はみられる。繁殖営巣は年2回、周年繁殖行動は行われているらしい。石垣島では3月1日交尾行動が撮影されている。この時期に地元N氏によると、幼鳥が空中で親から給餌しているのをブログ画像で見せてもらった。これだけの情報で、カタグロトビ目的なら2月~3月に行けば見られる可能性は多いかも。

次回出かけることがあったら、カタグロトビの白い顔の中に、目の周りの黒、虹彩の赤をしっかり見てみたい。何度も行って見なければ、答えは無いカーー。

 

 

 

 

 

 

 


マキバタヒバリ

2023-04-13 16:22:03 | 旅行

ズグロミゾゴイがいる公園へ、また合えればラッキーかなの気持ちで、3月31日に行った。手入れされた芝生の中で一羽の小鳥。ヒバリでもないし見たことは無く4人とも答えは無かったが、とりあえず証拠写真をと狙った。

草の中に潜ったり、草の中から顔だけを出したりしていたが、すぐ林の枝に止まり奥へと消えた。数秒の出会いであり、帰広して、ベテランバーダーに聞くと、正体はマキバタヒバリではないかと聞く。図鑑を開いて見ると、沖縄には毎冬記録はあるが、極めて稀な迷鳥とか。下嘴とその基部と脚は橙黄色を画像で確認。胸から腹にかけての黒褐色の縦斑は太く目立つマキバタヒバリ。よく見るタヒバリに比べ、2センチ小さく全長14センチとある。

蝶々一頭にも出会った。田んぼと林の境目を飛び回っていた、リュウキュウアサギマダラ なかなか見られないと誰かが言ったので、止まるのを待ってハイパチリ。しばらく動こうとしないので何十枚もシャッターを切ってしまった。

 

 


カラムクドリ

2023-04-10 15:56:48 | 旅行

石垣島では宿泊したホテルの近くの公園、ゲートボール場にあるガジュマルの赤い実を食べに、カラムクドリの群れが集まってくるが、葉が茂っていて,写真にはならない。

3月30日明け方まで大雨が降っていたが、雨が上がった早朝、まだ人の居ないゲートボール場で樹木の葉の茂っていない先端の枝に止まる数羽のカラムクドリ、初めての出会いである。雄の翼は大、中、小雨覆と翼角が白い色、雌はこの白い部分が中雨覆だけ。白い部分で止まっている時も、飛翔時も性別の判断ができる。カラムクドリの群れが見られるのは石垣島だけなのかなー。