オオカラモズのヒバリ捕食のシーンに出会った。ヒバリの頭部を食するだけであとは隠すわけでもなくそのまま丸出しのまま置いて飛び去り、近くの竹棒の上などで高い位置に止まり昆虫類等「飛び降り捕食」をしていて殆ど残したヒバリには執着がない。挟んだりひっかけたりするはやにえ行動ができなく諦めたと解釈したが・・・
オオカラモズはなぜ頭だけを食ってあとはそのままにして飛び去ったのだろうか と疑問に思った。この件も研究者に問うてみた。腹部や赤いものはタンパク質で、鳥の脳の神経細胞の絶縁体はミエリン脂質で脂肪分に覆われていて栄養価が高くオオカラモズもこの脂肪分が目的だったのだ、との解答。捕食者たちも知っての行動で正にこれが生きるということか。
ミエリン ミエリン脂質ってなんじゃいとパソコンを開く。一素人がただ生態を追っているだけなのに、オオカラモズを通して神経科学の世界を覗いてしもうた。
ヒバリを挟んだりひっかけたりするところがなく、趾は使わず
嘴だけで時間をかけ苦労をして頭だけを食った。