鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ハチクマ

2022-07-18 09:50:56 | 鳥撮る

今年の梅雨時期、僅か二週間で梅雨が明け、日本に台風4号。前線停滞、線状降水帯等々、変化の激しい気候であった。ミツバチスタジオは四回で終わり、イメージした出会いは無かったが、それなりの収穫はあった。

今までスタジオ内で何十回とハチクマが、飛び立つシーンを見てきたが、この度一歩踏み込んだ見方ができた。鳥たちは飛翔目的によって、翼の位置、角度を変える。それぞれの羽は飛翔しやすいように、違った役割を果たしている。何時も見慣れているハチクマの飛び立ちのシーンであるが、その一部分を私なりに初列風切の動きが見えてきた。

飛び出す時、両翼を真上に上げるが、正面から見ると翼の風切り側を内側にしている。

体勢を低くし、上に上げた尾羽を開き気味にし下に向ける、両翼も開き上に上げ、趾で蹴り体を浮かす。(1)

翼を打ち下ろす時、初列風切は手の指のように広げ、抗力を軽くする。(2)

翼の先端部分は頭より前に出して後方に打ち下ろす。(3)

翼を上げる時、上腕を上に上げ、腕骨を折り曲げるようにして、後から風切部分を上に上げる。この動作も、抗力を軽くしている。(4)

上腕を上げたまま、風切を上げようとしている。(5)

(1) に戻りこの羽ばたきの連続。(6)

 

 

 

 


ハチクマ

2022-07-08 16:00:58 | 鳥撮る

7月3日日曜日 台風4号沖縄沖を北上、九州に上陸する恐れありのニュースの朝、5時広島では小雨。ミツバチスタジオに出かけるか躊躇。

4キロの渓谷の道は、大雨が降った後は落石があちこち。以前雨の後小さな落石を踏みつけ、後輪の側面が裂けパンク。JAFを呼んだ。JAFからタイヤを借り、帰り新しくタイヤを購入し、JAFの事務所までタイヤを返し帰広した一ページがあることで躊躇していたが、今はフリー。時間はたっぷりあり冬用タイヤを一本積んで、30分遅れでスタート。9時にはブラインドへ潜り込んだ。

前回のような暑さは無かったが、12時ドシャ降りが30分も続いた。ブラインド内は雨対策はできているが、レンズにカッパをかぶせたり、足元は水浸しになったり、二人して大騒動。30分間降り続いたが雨が上がり、嘘のように日が照り始めた。そんな中、スタジオ内に雄個体が現れ、目の前で翼を半開きし、羽を乾かす動作を見せてくれた。

明日も予定していたが、台風4号が気になりその日のうちに帰ってきた。

画像は雌2点、雄5点の羽を乾かすしぐさ。

 

 


ハチクマ

2022-07-04 14:39:48 | 鳥撮る

6月27日、28日は二回目のミツバチスタジオ。27日 早朝からミツバチスタジオの巣箱の手入れに養蜂家の作業。巣箱を開け巣枠点検作業中、この時はミツバチは興奮状態で近づかないようにと言われていたが、今日は運悪く右手首と顎にチク、チクと二か所刺された。すぐ針を抜き塗り薬を付けた。腫れてきたが三日で治まった。

巣箱から取り出した捨て巣に雄の卵、幼虫がギッシリ。ハチクマは興奮したミツバチの羽音を聞きつけたのか、一度に雄3雌3が現れた。だが写真にはならず終わって見れば、6羽も居たのに枚数はそんなに切っていなかった。次の28日の日もどっと現れるかと思ったら、なかなか出てこなく風もなく、ブラインドの中は29度。暑さと眠気で気を緩めていたらいつの間にやらど真ん中に現れ、すぐ飛び去ってまた時間がたって、ポツンと現れる。前日とは対照的な二日間だった。蜂の羽音の違いがあるのだろうか。しかし暑いのには参ったー。帰りの車中のクーラーで生き返った感じ。

雄の地面から飛び出す連続シーンを7点。飛び出す時、体制を低くし尾を上から下に打ち下ろすようにし体を浮かす。その時両翼も真上から下へ、脚の蹴りも入るのだろう。後は初列風切の動きを細かく知りたい。初列風切の先端部を反らす、初列風切の指を開くように間を開けるなどの動き。正面から真横からと見ておかなくてはまだまだ説明はできないが・・・

 


ハチクマ

2022-07-01 08:46:37 | 鳥撮る

初日の続きに雌個体だけ。雌も初日は4個体であったが、巣箱の出入り口にきて、爪で掻きまわし得る物がなくミツバチの群れの攻撃もあり、即その場を飛び去りそれっきりの雌個体。昨シーズンから連続に現れた雌個体。蝋膜に黄色が残っている初めて繁殖地にやって来た3年目の雌個体。昨年も同じように3年目の雌個体の記録があり、その個体かもが現れている。よく調べてみなくては。