鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

カワラヒワ

2011-02-25 18:31:00 | 鳥撮る
   
西へ行っても、東へ、北へ行っても冬の野外では目の前をうろちょろするカワラヒワ。春は広島市内でもペアーでうろちょろ、いつでも身近で見られ詳しくは無いが以前から知っている鳥。

今冬は日本列島雪が多いためか西日本では大きな群れがどこのフィールドでも見られる。久しぶりに行ったマイフィールド、ここでも大群に遭遇。kirakira2

和名は河原で良く見られるヒワで河原鶸。体が黄緑色(ヒワ色)でこの名が付いた。
しかし顔は愛想が無い色彩、まだスズメの方が可愛さがあると思う。
カワラヒワの特徴は何と言ってもレモンイエロー、翼、尾羽を広げた時の鮮やかな黄色だ。

扇を広げると小さな宇宙がある。扇と翼、尾羽を広げる事をダブらせることとレモンイエローを組み合わせた和名の方がより日本的と思うが。
(翼と尾羽)を広く鮮やかな黄色」この言葉を土台にした私流の和名を考えてみよう。



一年前冬のマイフィールドで100羽の群れを追った





年が明けて久々のマイフィールドで大群に出会い鮮やかな黄色を狙ってみた






マヒワ

2011-02-23 20:24:00 | 鳥撮る
   
マヒワは平安時代からひわの名で知られ、江戸時代の前期にヒワ類がまひわ、べにひわ、かわらひわ と区別されるようになったと「鳥名の由来辞典」

公園を散歩するおばさんたち、早朝スズメ(マヒワの名は知らない)は今よりいっぱいいると笑顔で話しかけてきた。我々は双眼鏡で引きつけて確認しやっと分かるが昔の人たちは野の色に溶け込んでしまいそうなマヒワのような小さな鳥でも肉眼での観察力は凄いなーと思った。
昔の風景をイメージしてみると人は少なく鳥たちも警戒せず人間様と近距離、足元で見られたのかも。それに現代人と違い眼力観察力はすぐれていたのだろう。

冬のタカを追っていて、今シーズン初めて小さい可憐なマヒワに出会い、色彩と小ささに不思議さを感じた。smile



後半やっと順光の中で寛いでいたがチョットしたもの音でも
アッと言う間に飛び去ってしまう



この時は何を採食しているのか分からなかった







曇りの中の空抜けは本当の色が出ないなー



マヒワ の採食

2011-02-21 21:02:00 | 鳥撮る
   
2011、1月2日我が家から400㌔西へ行ったフィールドで、足元の草地で初めて出会ったマヒワ(友から20年30年遅いと大きな声で言われたー笑うー)
日曜日だと言うのにまたまた晴れ間の無い2月20日、今度は冬のマイフィールド内の公園で本種と二度目の出会いだった。

小さな鳥(スズメより小さい全長12㌢)は近距離でないと絵にならない。地上に群れで降りてきて距離を詰め撮影OKでシャッターを切ろうとするが邪魔が入り飛び去り御破算、また帰って来るのを待つ。
車は乗り入れ禁止で人間様の公園。年配の人が目の前を行ったり来たり、運動する人、子供連れの家族と鳥たち以上に賑やかで撮影チャンスは少ない。飛翔も狙うが真っ黒くろすけでみな墨絵状態、お天気にも嫌われているみたい。

撮影時動きがちょこちょこピント合わせに四苦八苦で、嘴にくわているものは見えていず画像の整理の中で気が付いた状態。 item1 
タンポポ、ネコジャラシなどは分かるが植物の世界は全く無知。一度や二度聞いても頭の中のパソコンでは勝手にすぐ削除。古い頭では覚えられないが、次回ファインダーを覗きながら何を採食しているか、今回の経験で読める余裕があると思う。その時は食の名まで分かる資料を記録しよう。



1月2日に出会った10数羽の群れはダンドボロギクの花の
種子を採食していた



2月20日の採食シーンは小さな柔らかい葉に見えるがチンプンカンプン







♀個体が咥えているのは小さな花にも見えるが?



予定していたページは空白のまま

2011-02-18 20:14:00 | 鳥撮る
   
私のテーマの一ページに大陸型チュウヒを埋めたいと三連休二度目となる
フィールドに。
出会えば儲けモノと出かけたが、この心構えがマイナスにつながったか主役は目の前に姿を現さなかった。遠く知らない場所では簡単に仕事をさせてもらえない。

お天気までも味方になってくれなかったが、現場の様子が少し分かり、地元の人たちの話も聞けたことで次回につながるプラスになった。meromero2



よく現われるポジションに立っていたが一羽のみ。
大臣が来ると言うことでタカたちの狩り場を広範囲に草を刈り
取ってしまった。無駄なお金を使ってと地元の人。タカの味方
の私もこんな無駄な事をと地元の怒りを納得した。



150㍍以上離れていた。目の前に来てほしい、こっちに来い
と口にしながらファインダーで追うがそのまま流れて行った。



初列風切羽毛の先端、黒の部分が浅くまだ若い個体



スローで運転中、ハイイロチュウヒが反転、簡単にヒバリを捕えた。
ストップし500㍉レンズを手にし車外へ。このハンティング行動を
私ども二人だけではなく、一羽のカラスも見ていて即獲物横取りの
行動に出て私の手の届かない方向へ行ってしまった。
カラスに負けじとシャッターを切ったが証拠写真に終わった。




ナベナベ 二種

2011-02-16 18:21:00 | 鳥撮る
   
タカを待つポジションが悪いのか、タカのかわりに背後や頭上に期待していないナベナベが現われた。 
頭上高く大型の鳥の群れがゆっくり舞い近くの田んぼに舞い降りた。思いがけない60羽のナベヅル。降りた田の近くの農道に犬の散歩、また自転車人が通ると飛び上がり高く高く旋回をし、またいつの間にか田んぼに降りていた。
もう旅立ちの準備もしているのだろうか。

12月31日と1月3日ここのフィールドで黒く大型の鳥が低くゆっくり飛ぶ姿を見、話に聞いたナベコウだと思ったが殆ど関心が無く無視していた。
2月11日背後を振り向けば、刈り取った後雑草もない明るい田んぼに真っ黒い塊。これが初めてお目にかかるナベコウ、射程距離なので証拠写真とレンズを向けた。

2003年岡山にもナベコウ幼鳥が出て全国区になりプロカメラマンも現われフィーバーになったことを思い出した。冬のマイフィールドの近くではあったが、ここを留守するわけにはいかず、関心もなく出かけなかった。
後日プロ級のビデオカメラマンからこの幼鳥個体の生態のテープを頂いた。その中に翼を広げての日光浴、サギ類との採食行動、空をゆっくり飛ぶシーンが収まっていた。
この時は珍鳥であったが昨年2羽同時に現われ珍鳥でなくなってきたのかなー
私には大陸型チュウヒの方がもっともっと珍鳥だぁー。smile



荒崎の大群に比べ、これぐらいの数が美しいなーと思った





でっかいなーと思ったが、アオサギの全長に比べ約5㌢大きいだけだー