鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

春のシマアジ雄

2012-04-30 14:21:00 | 鳥撮る
   
4月29日四度目の春シギ・チのマイフィールドは久々の晴れ、しかし後半はまた曇り太陽が頭の上にあるのに光無し。それに例年なら今がシギ・チのにぎわいでピークのはずが暇である。

コンビニでアンパン4個入り98円の昼弁を食って、車中で30分昼寝。
さてシマアジでも付き合ってやろうと現場へ。昨年春は姿を見せなかったが二羽の雄、いつもコガモの群れと行動を共にしている。
シマアジといってもカモじゃん、デコイといっしょじゃ、撮っても面白味がないが今日は時間がたっぷりあり付き合ってみた。

ほとんどのカモ類は日本で越冬する冬鳥であるが、シマアジは春と秋に日本を通過する旅鳥で春は雄の婚姻色でよく目立つ。
太く白い眉斑と肩羽に細く長い白黒模様で「縞味」となっている。アジはコガモの古名でコガモに似てやや変わった種の意、全長も38センチとほとんど同じ大きさ。辞典を開くと江戸中期からこの名で知られているとある。縞模様の着物姿、今見られるのは時代劇の中だけなのだろうか、私の周りではお目にかかったことはない。

今日は40分の付き合いであったが画像を見て雌がおらん。雄ばかりファインダーで追っていた。
次回チャンスがあれば雌から狙っていこう。



草むらの中のイタチもカモを狙っていたのか



ここハス田では頭を突っ込み水草を食っていたのだろう



近距離でみると色、模様の不思議さがみえる





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タカブシギ

2012-04-25 20:26:00 | 鳥撮る
   
雨の22日三度目春のシギ・チのフィールドへ。
こんな雨の日に来るのはいしいさんぐらいだと、蓮田でレンコンの苗を掘り起こしている地の人から声がした。やっぱし頭に○○がつくやからと思われているのだろうがめげずにフィールドを一回り。

緑の中にムナグロ、泥土の田よりは絵になるわいとレンズを向ける。あとはタカブシギ。ここでは何時でも複数、時には小群の出会いがあり珍しくなく毎シーズンシャッターは切っている。

全長21㎝で上面の模様が鷹斑に似ているので「鷹斑鷸」と図鑑。どこが鷹斑かと、上面を見ていつも疑問に思っていた。
別の鳥名の由来辞典では尾羽に鷹斑があるので「鷹斑鷸」とある。尾羽は白地に横帯がありハイタカ類の尾羽に似る。これなら納得。しかしその尾羽を開いて鷹斑をなかなか見せてくれない。

今日も雨の降るなか近距離で警戒せず採食行動等見せてくれたが尾羽は開かなかった。
昨年春くつろいだ中、鷹斑をみせてくれた画像を探し改めて納得した。
それと群れの中に一回り大きな個体がいて別種かと思ったが、東の方の先生にお伺いをたてたら雄だとのことでした。

この二点も取り入れてスライドショーに。
地味な色でポピュラーに見られるシギであるが、夏羽、冬羽、若、幼鳥とすぐ判断はできずまだまだ知らないことが多い。



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春のキョウジョシギ

2012-04-20 21:38:00 | 鳥撮る
   
4月15日マイフィールドでは脚の短いオバシギ4羽に、同じ脚が短いキョウジョシギが行動を共にしていた。

艶やかな京都の女性「京女」にたとえた名前のキョウジョシギ。江戸時代前期からこの京女鷸の名で知られていると鳥名の由来辞典。
成鳥夏羽は頭部、顔は白黒の複雑な模様、胸は大きく黒、体上面は赤褐色と黒色の斑に白、足は鮮やかな朱赤色、この色彩をキモノに例えた由来らしい とある。

歴史を勉強していない私には、キョウジョシギの体色でその時代のキモノ姿のイメージが湧いてこない。それよりはスライドの石を跳ね除けて、その下の生き物を食している採食行動を紹介しているが、英名のTurnstone「石を返す(者)」となっているがこれなんだなぁー。
短い脚も大きな石をひっくり返すためのもの、小さな力持ち。

スライドショーは丁度一年前の春、同じマイフィールドの場所で夏羽の四羽が姿を見せてくれた。今年は一羽のみこれで終わりなのかな、いや後続がやってくるかも。
来てくれるなら十羽ぐらいの団体さんで賑やかに京女の舞いを見せてほしいなー。




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春のオバシギ

2012-04-17 20:14:00 | 鳥撮る
   
雲が少ない穏やかな晴れの15日今春二度目のシギ・チのマイフィールド。
前日(土曜日)サルハマシギ1セイタカシギ12が入っていると聞き、イメージを膨らませ出かけたが先週いたホウロクシギも抜けみな間抜けのから。一回りしてみたが何もいず、といっても黒い土の田に11羽のムナグロだが背景に溶け込んでいて遠くで絵にならず。オジロトウネン一羽も探し切らなかった。

潮が引き始めたごろ防波堤から下を覗くとオバシギ4キョウジョシギ1がかたまっていた。いつの間にやらバーダーカメラマンも三脚が並んでかたまっていた。

日本では旅鳥、春秋の渡りの時季に見られ全長27センチのオバシギ。
名前の由来辞典には、ほかのチョコマコしたシギに比べ、採食中も休息中もゆったりした動作で、嘴も首の足も特に長いわけではなく胴体もずんぐりした太め。このような習性や体型から「姥のようなシギ」でオバシギなのであろう、とある。

群れの中には血気盛んな若者もピチピチギャルもいるのに姥鷸とはかわいそう。
漢字名は無しにして「オ バ シ ギ」とカタカナだけでいこう。
niko


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ノドアカツグミ 雌

2012-04-13 20:02:00 | 鳥撮る
   
ピンクに染まる隣の桜、桜散らしの11日の雨だけではなく今日も道はピンク一色の花むしろ。

桜満開の時期カメラを持ち出すことはなかったが2010年4月一度だけある。広島市内ど真ん中京橋川沿いの柳橋公園でノドアカツグミ雌が3月16日ごろから4月17日ごろ約一か月滞在した。
連日バーダーカメラマンのフィーバー続き、県外からも押しかけた。

一段落した4月2日覗きに行くとバーダーカメラマンは誰もいない。よっしゃーと仕事中毎日一時間前後、桜咲くこの小さな公園でいなくなるまで足を運んだ。何時も午前11時前後と、同じ時間で同じ行動(鳥)であったがノドアカツグミの生態形態を垣間見ることができた。

ノドアカツグミは全長25センチ、喉が赤い美しい雄は写真入りで紹介されているが、雌が確認されたのは今回が初めてなのか、今の日本の図鑑には掲載がない。珍鳥の中の珍鳥だと聞いた。青森県からもわざわざ来られたバーダーもいるとか

三年前の我が街の珍客、葉桜になる前にBGM桜にのってスライドショーにしてみた。



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