ヒシクイの存在は奈良時代から知られている大型のガン。ヒシ「菱」の実を食べるから「菱喰」とある。池や沼に生えるヒシは一年草で水底に沈んだ実を食べている。人間様もヒシの実を食べていると図鑑。
今シーズン私が覗いた池ではヒシが生えているかは定かで無いがオオヒシクイの雄、雌のワンペアーが越冬。三年前(2015~2016)には二つのファミリーだったのか12羽が越冬していた。日本海側に行けば大きな群れが見られるが瀬戸沿岸部では珍鳥になるのか数は少ない。
オオヒシクイが着水する時雨覆いも小翼羽も一瞬意識して起こし軟着水している。風の流れのいたずらかと思う人もいるだろうが、鳥は空の中で羽の部分部分の役目を使いこなしていると思う。飛行力学の知識についてはゼロであるが鳥たちの飛翔を見ていると空の中での飛行術はたまげるばかりである。
チュウシャクシギが着地する一瞬下雨覆を起こし空気を抱き込み軟着陸。
連続撮影の一枚である。
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