鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

春の福江島

2023-05-29 09:56:49 | 鳥撮る

福江島の田んぼはそんなに広くない。田植えが終わった後の田んぼに、シギたちが立ち寄っていく。この春滞在した種と数は少なかったが、その田んぼで出会ったシギたちを並べてみた。

オオジシギ  ー1個体を見たが直ぐ畔の茂みに隠れた。タシギとはちょっと違うと思い形態が分か

        る写真をと顔を出すまで30分待ったが現れない。限られた日数の中30分以上は貴重 

        な時間諦めて次へ。後で再度挑戦。帰広後、ベテランバーダーに聞いてオオジシギ

        と判明。

ウズラシギ ー 春の毎シーズン出会う種であり、群れの中にアメリカウズラシギがいますと聞くが

        何時も出合えず。       

ヒバリシギ ー 何時も単独で出会うが、ここではキリアイ1個体と行動を共にしていた。近距離に

        来てくれたが、飛んで背の白いV字型模様は見せてくれなかった。

キリアイ  ー ヒバリシギより3.5センチ大きい全長17センチとあるが、2羽が居ても大きさは

        よく分からない。わかるのはキリアイの頭の白線2本と脚が黒

タカブシギ ー 10羽の小群もいた。あちこちの田んぼでも散らばっていた。和名の由来は尾羽の

        鷹斑になっているが、その尾羽はなかなか見せてくれない。

コアオアシシギー 山口の南岩国蓮田で、11羽の小群にも出会い、春の出会いは多い。この度は

         アオアシシギ3羽と行動を同じくしている3羽のコアオアシシギに出会った。

ムナグロ   ー 夏羽は春の渡りの後半、5月が一番顕著で日本で完全な夏羽を見るのはこの

        ごく僅かな期間のみと、文献にある。毎シーズン見ているが何時も5月、僅かな

        期間のみとは知らなかった。

これで春の福江島は終わりにしたが、後はまとめて冊子に作成。これが大変だー

 

 

 

 

        


春の福江島 7種

2023-05-24 16:13:55 | 鳥撮る

春の今シーズンは、鳥たちは少なかったが、それなりの出会いがあった。

コホオアカ   ー数はともかく春は毎シーズンの出会いがある。

シベリアアオジ ーコホオアカと同じ場所で、ここでは珍しくないようだ。

ノビタキ    ー黒い個体2羽と、黒になりきってない1羽が居たが、直ぐ移動したのか姿が見つか 

          らない。

カワラヒワ   ーオオカワラヒワ かもと1枚は切った?

ムネアカタヒバリー頭から胸にかけて、アカイロは初めての出会い。

アカガシラサギ ー冬羽も夏羽も良く出会っていて、春ここでは常連さんかも。

セイタカシギ  ー福江島での出会いは、数が少なく無視していたら、この個体はオーストラリアセ 

         イタカシギ かもと撮影してみたが?

 

 

 

 

              


ツメナガセキレイ 春の福江島

2023-05-16 14:38:45 | 鳥撮る

胸から腹部にかけての黄色一色のツメナガセキレイ。顔の模様でマミジロツメナガセキレイ、キタツメナガセキレイ、(キマユ)ツメナガセキレイと分類。最新の図鑑には、シベリアツメナガセキレイ、はすべてマミジロツメナガセキレイに統一されているとのこと。

5月4日雨降る中、キガシラセキレイを含め10羽前後のツメナガセキレイが田んぼに。目の前ファインダーを覗いて撮れる個体を追ったが、ツメナガセキレイが多く後の個体は近づいてくれない。画像を見れば、マミジロツメナガセキレイ、キタツメナガセキレイは殆ど撮れていなかった。キガシラセキレイの黄色が目立ち、ついついそちらの方にレンズを向けていた。

その田んぼの中に、ムネアカタヒバリ、キリアイ、ヒバリシギもいた。まずはここでこの春、福江で出会ったツメナガセキレイ、類を並べてみた。

 


キガシラセキレイ 春の福江島

2023-05-15 10:03:58 | 鳥撮る

完全な夏羽?の キガシラセキレイに出会った。三年前の春同じ福江島で出会った個体は、頭頂から後頭にかけて、黄色の中に黒がごま塩のようにあったが、この度2023年春の個体は、近距離で撮影、画像を拡大してみれば、後頭の黒色の点々が少し見られた、完全な夏羽と見たが個体差なのか。

5月2日15時30分、草が20センチ前後の高さの茂っている田んぼの中、双眼鏡で覗くと黄色だらけ。渡って来たばかりか皆黄色いお腹を見せ、ツメナガ類ばかり20羽以上いたかも。茂っている草の中にいては、撮影しても絵にはならない。次の日も同じ場所にいた。

三日後水が張ってあり、黒い土の塊がある田んぼに10数羽はいた。ツメナガセキレイ類の背の色は、田んぼに溶け込んで正面を向かないと居場所が分からない。雨が降るその中に、頭の黄色のキガシラセキレイ一羽の、動きが肉眼でも良く目立ち、近くに来るのを待った。

次の日の朝も覗き、キガシラセキレイの姿を確認したが、その後飛び去ったのか、地元バーダーは出会っていなかった。

 

 

 


ツバメチドリ 春の福江島

2023-05-13 17:07:02 | 鳥撮る

私にとっては珍しくないツバメチドリ。だが5月1日15時成鳥が殆どの群れ飛ぶ姿を見た。渡って来たばかりか、10分後には田植えが終わった畔に、群れが休んでいるシーンも。その群れの中羽繕いをしている個体、水浴びもやり出した一羽。5月2日の翌日10時頃、牧草田んぼの上を虫取り飛行。次の日は強風と雨で、耕している凸凹田んぼでチドリのように、早歩きしては嘴を突っ込み小さな虫を捕らえていた。

強風が吹けば食となる小さな虫、空に飛ばないから地面を歩き回って探していた、それが数羽同じ場所で同じ田んぼで動き回っているシーンを見せてくれ、渡り途中の生態を垣間見た。