鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ギンムクドリ

2012-03-29 21:53:00 | 鳥撮る
   
朝から一日中隣の庭からメジロの囀り、合間にウグイスも鳴く。見上げれば蕾を膨らませた桜の上でシジュウガラもツーピーツピー。
我が家も隣の庭には負けていない。パソコンの中で春三月のギンムクドリがおどる。

鳥名の由来辞典の中、ギンムクドリの名は見当たらない。本種は近年確認された中の一種なのであろう。1981年発行「日本産鳥類図鑑」の末巻に日本鳥学会未公開記録の鳥に本種が含まれ、1979年与那国島、1980年西表島、1981年舳倉島の記録の記載がある。
今の図鑑にもこの記録とともに、数少ない冬鳥または旅鳥とある。

私が出会ったのは2009年3月春のシギ・チのマイフィールド内。普通に見られるムクドリと同じ全長24㌢の大きさ。赤い足、赤い嘴、上嘴の先端が青、アイリングが白いお星さまが並ぶ、フランス風のおしゃれなギンムクだぁー。
それにしても初めての出会いであったがペアーの生態、形態を私なりに垣間見ることができた。
四国ではカラムクドリ、バライロムクドリの珍鳥情報が同じ時期にあったがムクドリ科については私はまだ無関心で、わがフイールドに居座っているギンムクドリが大事。

改めてスライドショーにしてみて新たな発見もあった。




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ハヤブサ 完成

2012-03-27 21:14:00 | 鳥の革作品
   
3月25日の日曜日 本業の仕事が春が来て忙しくなる前にと、一日中作業室にこもりウエストポーチを完成させたあき。
ハヤブサが上を向いている厳しい顔ではなく穏やかな顔と言うことで、あきのアイデアで蓋を開くと空遠く一羽の仲間(主役が♀で飛翔が♂?)の飛翔をプラス。小さな世界でドラマを作ってみた。
注文者は気に入ってくれるだろうか。明日はこのハヤブサを瀬戸の海に向かって飛ばします。











変なチュウヒ

2012-03-27 20:29:00 | 鳥撮る
   
まだチュウヒは塒入りすると土曜日確認をとり25日日曜日最後の最後の最後と一人で出かけた。日没前後、頭上だけ真っ黒い雨雲 雨を降らせ強風もうなりを上げる。
ハイイロチュウヒ雄二個体も帰ってきたのに、レンズは濡れるは眼鏡は雨で見えなくなるはで散々な最終日。あれほど夕日は美しいとシャッターを切っているのにお天気さんは味方せず、これもまた人生かぁー。

日中は強風続き時たま晴れ間がのぞく中、きららでチュウヒ一個体ファインダーの中で決めたと思った。
橋を三つも渡った別の場所でまたチュウヒ。よしゃー今日は二個体ゲットできたと思っていたら同じ個体を撮影していた。

この個体私のようにハンディがある とは言うまい。特徴を持っているチュウヒと言うことだ。虹彩は黄色だから何年も生きつづけているのだろう。塩田跡の塒場所では一度も見かけたことはない。きらら自然観察公園内で写真撮影で確認され、公園近くの塒だろうとのこと。
こんな個体ははじめてだー。





公園内で撮影した写真を見せてもらったとき上嘴の長さに驚いた。



趾に何か捕まえていると思いきや右趾にこぶ状の物が二つ
生きていくのに大丈夫なのかなーと心配した。





先週我が家のベランダで二年目福江島玉之浦椿が咲いた
つぼみがまだ10個あり楽しみが続く。



マミジロツメナガセキレイ&ツメナガセキレイ

2012-03-22 19:55:00 | 鳥撮る
   
今シーズンチュウヒの塒は3月11日最終日と決めたが、この場所の主、私にとっては神様仏様キリスト様のような方で、何時も後半音もなく風もなくスーと私どもの所へきて眼鏡を夕日に光らせ仏顔でいろいろお教えこうお人である。
この週末もまだ塒入りするとのお言葉、では最後の最後とチャレンジし車中2泊の三日間とアクションをおこした。

フィールドは日中ツグミの数が増え何処へ行っても数羽の群れで飛ぶが目的の主役の姿は探し切れず。タカたちも旅立ちの前きっと広範囲の行動で準備しているのでだろう。

仕方なく塒入りの時間までツメナガセキレイ(全長16.5㌢)とたわむれた。
これがツメナガ?、ファインダーの中ではその特徴は分からず画像整理の中確認した。
眉斑が白いマミジロツメナガセキレイ一個体とただのツメナガセキレイ一個体の形態を800㎜レンズで覗くことができたが、その生態、後趾の爪の長さの働きはなぞに終わった。枯野の猛禽をテーマに30数年私にとってこの二種は初である。
スライドショーにストーリーを組み立ててみたが飛翔の部分が欠けている。次回出会うチャンスがあれば飛翔のシーン、これが宿題だ。pencilset



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シベリアジュリン&オオジュリン

2012-03-16 20:58:00 | 鳥撮る
   
チュウヒ類の塒場所はタヒバリの群れもキジの団体さんも塒に利用している。オオジュリンも一日中この場所で見られるが、体色は地味で双眼鏡で確認できても写真になる姿を見せてくれるチャンスは少ない。

対照的に白黒の雄のシベリアジュリンは芦原の中でもよく目立つ。私が初めて北のフィールドで出会った2010年2月、枯野のシジュウガラと声にしたら、あきが図鑑で知っていてシベリアジュリン♂と偉そうに言う。タカを待つ定点観察中目の前に現れラッキーであり、それから地元の人に報告。その後珍鳥に入るのかバーダーたちが入れ替わりこの場所に・・・

数少なく滅多に見られないシベリアジュリン(全長14㌢)と普通に見られるオオジュリン(全長16㌢)の冬鳥を並べてみた。




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