鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

チュウヒ二個体

2023-02-24 10:57:44 | 鳥撮る

午前中は春が来た光。まだまだ空高く舞ってはいないが、畑の中でヒバリがあちこちで鳴いている。ホウジロもススキの穂の先端に止まり長く囀っていた。カモ類も少なくなったし、もう北帰行の鳥たちの群れも見られるという。でもまだ風は冷たい日であった。

塩田跡地を塒利用しているチュウヒ。今シーズンは昨シーズンに続いて4羽と少ない。その中の一個体、私にとって形態をはっきり見せてくれたのは、2月10日が初めてである。曇りの15時過ぎ、塩田跡地内のハゼノキに西に向かって止まっていた、首回りから胸の褐色が太く、虹彩は黄色。尾羽全体に横帯が5本、風切りには横帯が無いことから、雌成鳥と思われる。

距離は150メートル、600ミリでこの個体を狙っていたら、今シーズン何度も出会っている雄個体が、左から飛んできて一瞬先客が止まっているハゼノキのに止まりかけたが、通り抜け右の緑の樹木の先端に止まってまたすぐ飛び出し、塒内の中央にある樹木に止まった。曇っていた15時過ぎまだ明るい時間帯にチュウヒ二個体見られたのは久々である。

 

 

 


ハイイロチュウヒ雄幼鳥?

2023-02-19 10:49:15 | 鳥撮る

塒場所は何時も夕日をバックにしていた西のポジションは、先客がいて邪魔をしてはと仕方なく逆の東、逆光になるポジションに変えた、明るい時間帯にチュウヒの塒入りがあれば、儲けものと準備して待っていた。これがよかったのか、一瞬のチャンスがあった。

ハイイロチュウヒを撮るつもりは無かったが、16:30 南側の防波堤の上を明るい空の中、逆光でシルエットになり、東側へ低く飛んで行ったハイイロチュウヒ。その後、塒場所の東隣、太陽光パネルに止まっているのではと、双眼鏡で太陽光パネルを囲っているフエンスの上から覗く。

おるわ 止まっとる 何時もより近いしハイイロチュウヒがオレンジ色。これは絵になるカモと600ミリに持ち替えファインダーに入れる。背が低い私はかかとを少し浮かせ、レンズをフエンスに載せての体制。すぐ飛び出し太陽光パネルの中へ消えた。

この時間帯雲一つない夕方の空。太陽光パネルにも斜光の照り返しか、真横から見るとブルーに見える。光と温度のいたずらなのか、ブルー色のパネルにオレンジ色に染まっているハイイロチュウヒ、その中で飛び出しの動き、ラッキーな絵となった。

昨シーズン朝、塒立ちし一時太陽光パネルの上で、朝日を浴び飛び立っていったハイイロチュウヒ若雄。太陽光パネルは逆光で夕方のブルー色にはなっていない。時間差でパネルの色の違いを最後の一枚添えた。

 

 

 

 

 


ハイイロチュウヒ雌

2023-02-15 19:36:04 | 鳥撮る

2月11日(土)前回のハイイロチュウヒ雌とは別個体が夕方塒場所、嗉嚢を膨らませて目の前に現れて塒入りした。度々見せてくれるシーンであるが、暗いか遠いでなかなか絵にならない。

午後西の空には雲があり、少しずつ流れていて雲の間から塒内を明るくもしてくれる。曇っていると150~250メートル先、塒内に入っての飛翔は双眼鏡の中でないと確認できないじじ目であり、隣であきが塒場所にどこから入ってきて、今どこを飛んでいると知らせてくれるが、なぜか噛み合わないことが多い。どこじゃー あそこじゃーどこどこ と漫才となる。

16時明るくなった塒内にハイイロチュウヒ雌が、右側から入って低くスピードある飛行で、大きく旋回し近づいて目の前に現れ、葦原に沈んだ。

前回は近距離すぎ600ミリで中央に入れ10枚はシャッターを切ったが、ピントはずれボケボケで削除した。今回は明るさと言い距離と言い、良い条件の中20枚は切った。ピントはまずまずで個体識別ができる画像となった。

 


ハイイロチュウヒ雌

2023-02-09 09:24:55 | 鳥撮る

マイフイールド内の池で、何時も午前中定点観察をしている場所で、この度思いがけないシーンを見た。ここはチュウヒ目的であるが、目の前の葦原に時々オオジュリンも姿を見せ楽しませてくれる。ここでは何年か前、ケアシノスリ雄成鳥も現れ、胸から腹まで白色のオオタカ幼鳥、ノスリも今まで出会ったことがない胸まで淡褐色一色の幼鳥も。

この度はハイイロチュウヒ雌成鳥が目の前正面から現れ、見えない左に突っ込みハンティング。イカルを捕らえて飛び去った。ハイイロチュウヒ雌は今シーズン塒場所に3~4羽帰ってきて何時も見ている。この度はあまりにも近距離で、それもファインダーを通して出会ったのは初めて。塒場所で見る顔ではなく、鋭い眼光の顔には痺れた。

定点観察をしている場所は高い大きな木もあり、道路を挟んで緑の木も茂っている。大きな木の下は木の実が散らばっていてイカルも20羽ぐらいが時々現れて、口笛も吹いている。メジロ、アオジなどいろんな小鳥たちも現れているが、ブラインド代わりの車の中からは、死角で見えないが、ハイタカも時々現れる場所、ハイイロチュウヒ雌もこの狩場を見つけたのであろう。

600ミリレンズを持っている84歳の年寄りは、近距離でのスピードにはついていけない。この画像は隣で100-400ミリレンズを持ったあきの撮影。

 

 

 


チュウヒ

2023-02-07 09:49:05 | 鳥撮る

車の修理、悪天候等々で予定が狂い、やっと2月3,4,5の三日間マイフイールドへ。まずテーマのチュウヒにであったが、馴染みの個体で気が乗らず、今のところアンタしかいないと言うことで付き合った。この個体はもう三シーズン見てきているが取りあえずフイルドノートを埋めた。

何度も出会っている個体であるが、農耕地の畑それも白菜の上で寛いでいた。その後低空で直線状に飛び出して行った。その時、午後の陽射しの中、改めて尾羽を含めた形態を見せてくれた。次の朝も塒立ちした後、高い木の上で朝日を浴びていた。