鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

アボセットーよそ者一羽

2021-11-30 19:53:00 | 鳥撮る
   
アボセットが採食行動していたのは、防波堤内のクリークの中、狭い場所で7羽がかたまっていた。

攻撃を三回、四回と受けた幼鳥一羽は、防波堤を飛び越え、引き潮の浅いところで羽づくろい。その後嘴を背に載せ目を閉じて休んでいた。

その後またファミリーに加わり夜を迎え、次の朝同じ場所で7羽が居たが、一斉に飛び去って行った。       アボセットの物語はこれで おわり。




飛び立って回り込んで防波堤を飛び越えた。



引き潮の水際に降りた。



水浴びが始まった。





水浴びが終わった後の羽づくろいは、長い首を体の右に左に擦り付けて終わった。;





首を体にこすりつけるだけで終わり、後は瞼を閉じて休んでいた。


アボセット―ファミリー

2021-11-25 20:24:00 | 鳥撮る
   
鶴や白鳥はファミリーが集まり、大きな群れになっていることは広く知られている。以前のマイフィールド笠岡湾干拓では、タゲリが200羽毎シーズン越冬、二シーズン越冬での生態を追い続け、前半ファミリーの集まりであることを確認した。今の冬のマイフィールドでも、オオヒシクイ40羽の群れもファミリーの集まりと判断している。

この度のアボセットも一つのファミリーと別の幼鳥一羽が加わった7羽と今までの経験から判断。短時間の観察ではあるが、ファミリー外の一羽が攻撃され、追い出されるシーンを目撃した。追われてもまた仲間に加わり採食行動。また追われるのを繰り返していた。  つづく




体勢を低くしお尻を持ち上げ、羽を広げての威嚇。



追われる方は首を伸ばして頭を低くして逃げる。






攻撃され 腹を見せての防御なのか



またまた頭を狙って攻撃か。



一瞬、右趾で首根っこ押さえつけられた。


アボセットー採食行動

2021-11-19 20:35:00 | 鳥撮る
   
図鑑、文献には採餌と言う言葉を使われているが、人が与える食べ物ではなく、人が飼っている、人が生かしているわけではない。私のフイールドノートにはあえて、採食を使っている。

アボセットの採食行動は嘴を左右に動かしながらの採食。頭や体の前半部を水に入れて白い瞼を閉じ、嘴の先端で小エビ、水性昆虫やその幼虫などを探している。蹼があり、水位が深いとこでも採食行動ができるのであろう。 fork
















アボセット 冬のマイフィールド

2021-11-17 20:01:00 | 鳥撮る
   
セイタカシギより10センチ大きい全長約43センチ、前趾の間には蹼があり、カモと同じく海に浮いている稀な旅鳥、アボセット。

冬のマイフィールドの中心部に本種が7羽。11月12日金曜日の夕方地元の人が確認、11月14日日曜日の朝までと短い滞在であった。私とあきは土曜日、16時前から17時まで短時間の観察ができ、アボセットの生態形態がちょっぴり見えてきた。

私の素人の経験から、6羽がファミリーで、1羽幼鳥が加わり7羽の小群と判断した。この小群の形態が見えてきたので並べてみた。               つづく




2010年 尾津蓮田 成鳥個体。



2013年10月 土路石川河口 幼鳥個体。



2021年11月 左側が成鳥 右側が幼鳥、額に白さが目立つ個体。



2021年11月 二羽とも幼鳥。



2021年11月 上雨覆の色が違う幼鳥。



2021年11月 初列風羽が褐色の幼鳥。