鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ハチクマ 美人

2010-06-29 20:06:00 | 鳥撮る
   
それは土曜日の夜から始まったハッピーな日曜日であった。(土曜日の事は秘密にしておこう)
27日、5時起床、三階の窓を開けると桜の葉に雨の音。弱い雨が降るが風がない中、スパイク、スパイクでスタート(ホンダが7月発売のアウトドアー用の新車名がスパイク、まっすぐ進むの俗語)高速道路もところどころでガスがかかり視界が悪く年寄り運転で走行。渓谷に入る手前の長いトンネルも煙の中の煙突を思わすガス充満。ライトを付けても視界が悪く滅多に使用しないフォグライトスイッチを捜し、やっとスイッチONで視界が見えた。対向車がいなくほっとしたが、雨でぬれた渓谷の道を真剣に運転。car

現場に着くとひと汗かき準備。
ヤゴロクと500㍉をセット、隣ではあきがビデオ、さぁー主役を、いやここはスタジオ、モデルさんの登場を待つ。

ここでのミツバチスタジオは、詳しくは後日として、帰りまた雨が降り出しうれし涙と思いきや、高速道路では集中豪雨の中。それでも今日はいろんな条件が揃い吉吉の日であった。まずはどんな美人に会えたか整理してみた。一日だけでこれだけの美人が揃ったパーティーはワールドカップ以上に盛り上がった。



ミツバチスタジオでパーティーの始まりだー



蝋膜が黄色で一番若い美人。



虹彩が鮮やかな黄色の美人で体の白さが目立つ。



虹彩がややオレンジっぽく体全体が褐色で覆われている。



虹彩がオレンジで黒い頭巾をかぶったような美人。



この美人も鮮やかな黄色。



昨年と今年、同じ衣装で現われた虹彩が赤い美人。



ハチクマ と蜂

2010-06-25 20:04:00 | 鳥撮る
   
我が家のテーブルの上に径16㌢深さ8㌢の円形ガラスの器に、21日お土産にもらった蜜蝋がぎっしりある。スプーンで口に含むと蜜が口いっぱいに。蜜が無くなるとガムを噛んでいるような蝋。女王蜂しか用が無いローヤルゼリーも頂いた。
蜜のお陰で少し馬力が出てきてブンブン画像整理。
その中でミツバチ成虫を捕えていたシーンがあった。

10年前、明治のころから半世紀以前まで、秋ハチクマを捕食していた集落を取材した。その時、捕えたハチクマを捌くとき、胃の中(嗉嚢)からドロバチ、クマンバチ等いろんな成虫が出てきたと、オババの話を聞いた。

福江島で秋の渡りの時、嗉嚢(そのう)が膨らんでいる個体を確認している。幼虫だけではなく、秋、蜂の成虫も捕食しているようだ。  まだつづく。smile



現われた時、巣箱の前で成虫も捕えていた。
その後捨て巣の所へ来て小一時間も幼虫をしっかり食べ
パンパンになったお腹を見せた。




ハチクマ

2010-06-23 20:31:00 | 鳥撮る
   
四シーズン目のミツバチスタジオであるが一カ月限定。
私の場合本業がお客さん相手の商売、日曜日しか休めない。仕事は一年の中で一番忙しい時期、老体にムチ打ってのお出かけ。
20日日曜日は今シーズン初日、ラッキーだったのかミツ収穫の作業現場に遭遇、昼まで行われていた。30個の巣箱で一斗缶に15本のミツ。巣盤は口紅、クレヨン等の蝋になりこれも買い手有り。雄幼虫は分蜂するのと、その巣は銭にならないと養蜂家のお話。だがハチクマにとっては大御馳走である。

本業の仕事は今がピーク、体の疲れも今がピーク。この日21時半ごろ帰宅、あーー疲れた。sake
数百枚の画像はパソコンに入れただけで整理出来ず。ハイ~ビタミンドリンク飲んでぽつぽつやりますかぁー。



雄の巣盤は茶色、養蜂家の人が割って雄幼虫を見せてくれた。





巣穴の径は5ミリ、ハチクマは嘴をこの穴に近づけ舌先で幼虫を引き出す。
キツツキの舌の先端部分と同じ働きをするのだろう。




Honey Buzzard

2010-06-21 20:58:00 | 鳥撮る
   
彼岸花が咲くころ、ハチクマは越冬地へ帰って行く。日本列島を西へ針路をとり、日本の出口、九州最西端五島列島、福江島から東シナ海上を飛び大陸へ。
「彼岸鷹(ハチクマ)東シナ海の風にのって」が私のテーマで、9月下旬出口である福江島へ、昨年で19年連続出かけている。

ハチを主食にするタカ、和名はハチクマ
英名はHoney Buzzard 、ユーラシア大陸のハニーバザードはアフリカ中央部の越冬地から地中海を渡りヨーロッパ、西ロシアへと繁殖地へ。そして養蜂場に姿を現す。養蜂場で見られるノスリでミツバチノスリ(ハチクマ)となるのだろう。
6月20日、まさしく私はそのミツバチノスリ(ハチクマ)の目の前にいる。
 つづく




ツバメ

2010-06-15 20:58:00 | 鳥撮る
   
春の天候不順で Honey Buzzard の下準備がまだNOで、前回行った谷へ昼飯と昼寝(木陰で、そよ風を受けながらの昼寝は病みつきになりそう)を目的に出かけた。
ブッポウソウは抱卵に入り、もう一羽の姿を見つけたが警戒心が強くなり双眼鏡の中。サシバも前回と同じ場所に止まっているが、ヤゴロクで覗くと顔にピントがきているのか分からない。十数枚切った中の一点しか使い物にならない遠い距離。下を見ればツバ、近距離とソフトな光で可愛い顔、美しい光沢のブルーが見えた。

それに対して我が家に同居しているツバメ、美しさは見せてくれないが、賑やかであり心配もさせる。
8年前、巣を作りやすいように止まり木をセット、計算どうりそれから毎年同居がはじまった。ペアーが落ち着くまで、4羽6羽と鳴きながらツバメ飛行が数日続く。毎年、決まるまでいろんなドラマがあり、今年も陣取り合戦のうえ落ち着いた。

今年の雄は家主に似たのか気が弱い?。卵を産む前から雌は巣の中、雄は巣から50㌢離れた止まり木で夜を過ごすのが昨年までのパターン。
今の雄は子育てが分かっていないように思う。夕方になると雌がいる巣の中に頭を突っ込んで夜を過ごす。卵を産んでも同じように雌がいるのに雄が巣の中に入る。だからであろうか最初、生卵を一つ落とし、生まれたばかりのヒナも落ち、またまたヒナが落ち、今ではやっと二羽のヒナがしっかり糞を落としている。
この雄、二番子をうまく育てられるのか今から、もう心配している。



可愛い顔、光沢のあるブルー、やはりヤゴロクの威力かなぁ。