鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

2月最後の週末

2019-02-27 18:25:00 | 鳥撮る
   
1980年代から枯野の猛禽チュウヒをテーマに今日、まだ続いている。その中で初めてと思われる幼鳥個体。この個体の形態を記録しようと今、集中している。飛翔時の裏表は撮れたが、止まっている時の撮影は難しさがあり、只今苦労中。

午前中の光を背に12時ごろまで定点観察し、飛翔を待っている。チャンスは何度かあるが、何時も止まっているところは400メートル以上の距離の、葦原の中の緑の低木の上に姿有り。これをクリアーするため、反対側の土手からとアクションを起こした。私有地を通りブッシュの土手に、鎌と鋸を持って膝をつき、トゲのあるつるを切り払い、通り道を作り足場を確保。その後三脚を引きずり、また引き返し、膝をついて800ミリレンズを抱えて撮影準備OK。野良仕事しての撮影である。

こんなことをして個体の形態を撮影記録しているが、何の得にもならない。無駄なことの積み重ねか。

デジブック
前半の止まっているシーンは、80メートル以上先をブラインドに潜り込んで撮影。後半の飛翔シーンはあきが反対側から、ソニーのミラーレスで撮影。二人で一つの記録、これでこの個体も卒業と行きたいが・・・。




定点観察をしていると、目の前に現れたホオジロ、春が来たと囀った。





ここではチュウヒの食は、魚、ウナギも捕り、カモも。ウシガエルも
食の一つなのだろうか、この場所で初めて見た。二点ともあきの撮影。animal10





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2月17日の塒場所

2019-02-21 19:32:00 | 鳥撮る
   
防波堤の下は満潮。夕方チュウヒが帰ってくるが、すぐ塒場所内の木の上に止まり、動きなしのパターンで仕事にならない時間が過ぎ、日が暮れた。

午前中葦原の上を飛ぶ気にしている幼鳥個体。今この個体の止まっているシーンを、撮るのに苦労している。この幼鳥個体と後の二個体と、計三個体でデジブックを作成。毎度のパターンで見る人には面白くいないかもしれないが、特徴ある幼鳥、成鳥、幼鳥と三個体を並べた。





夕方になり雲一つない青空の中、17:40西の空から塒場所に帰ってきたが
気が付きファインダーに入れたのは止まったところ。この個体の飛翔シーンが欲しいのに。




17:56 夕日が沈むがチュウヒは飛ぶ気配なし。店じまいし帰途に着いていると
地元の人から、今9個体の乱舞、凄かったとの電話。もう10分いれば見られたのに
と思ったが、帰りは高速道を使い135キロ走らなければならず、一分でも早いスタートを
考えていた。




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干潟を利用するチュウヒ

2019-02-14 18:00:00 | 鳥撮る
   
ブログで何度か説明しているが、チュウヒの塒場所の西側は山口湾の防波堤が続く。塒入りする時間帯、干潟になればチュウヒはこの広い視界がある干潟に降り、時間調整し、日が暮れて一気に塒入りする。この行動は昨シーズンまで見られなかった。

塒場所東側、塒場所の二倍以上ある空き地に、太陽発電パネルが2017年12月に並び終え、環境が変わったことでの干潟を利用する行動と思われるが。

今シーズン塒場所は、チュウヒ8個体とハイイロチュウヒ1個体利用している。ハイイロチュウヒ雌は低空行動で、日が暮れ塒入りするので、姿確認は難しさがあり、写真にはならない。今シーズンのチュウヒ8個体の、飛翔時の裏表と、止まっている姿の前と横の形態を狙っている。まだ全個体の把握できていないが、これを追うプロセスが頭の中を渦巻いている。

デジブック
干潟に7個体降りているが、射程距離内の個体を紹介した。




17:10 塒場所上空に初めて見る雲



17:50 防波堤から西を見る、まだこの明るさではチュウヒの動きなし




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晴れの土曜日雨の日曜日

2019-02-07 20:22:00 | 鳥撮る
   
2月2日土曜日は朝から晴れ、寒さも和らぐ一日。この穏やかな日、チュウヒも動きが活発になりハンティングも早々成功したのだろう。塒場所には16時前に帰ってきて低木の先端で、嗉嚢を膨らませ動きがない。後から帰って来たチュウヒも嗉嚢が膨らみ動きなし。止まっているところは遠くこちらは飛んでくれなければ、動いてくれなければシャッターは切れず、お暇おひまで日が暮れた。

次の日曜日は雨。これまた雨降るせいで動き無く、ファインダーを覗くチャンスなし、16時ごろ降水量90%の予報だったが小降り。塒場所では何度かレンズを向けたがISO2000、暗いので仕事にはならず店じまいし、サー帰ろうと前方を見れば、雨降る中防波堤にチュウヒ三個体フェンスに一個体止まっていたが、もう手も足も出ずでそのまま車をスタートさせた。


デジブックは晴れの土曜日と雨の日の日曜日、対照的な塒場所風景





日曜日小雨になった16時30分、塒場所内の中央にあるコンクリートの升に止まったが
証拠写真で終わった。





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ハイイロチュウヒ雌

2019-02-01 17:05:00 | 鳥撮る
   
昨年「枯野の猛禽ハイイロチュウヒ」生態写真集を自費出版した中に、本種のハンティング行動についても述べた。地面、草地の上を低空飛行するのは聴力で獲物の動きの音をキャッチし目で確認、趾でで捕らえる一瞬のハンティングと記載したが、獲物が居る場所によってはモズのように嘴で捕らえるシーンもあるのだろう。

キャベツを収穫した後の畑の上を低空で飛んでいて、一瞬反転翻り逆方向に体を向け、畑に残されたキャベツの大きな葉の間に趾ではなく、頭から突っ込んだ。獲物は捕らえていなかったが、私にとって初めてのシーンを見た。

雌の上雨覆いの中に不規則な白い斑がある個体を今まで見てきたが、この度の雌個体は白い斑がきれいな模様になっている、これも私にとっては初めてである。

デジブック
今年一番の寒波だ、雪が降る中のタカが飛ぶイメージをして出かけたが、雪がなく期待道理にはいかず申し訳に雪はチラッで終わってしまった。が塒場所ではそれなりの収穫があった。




上雨覆の羽、一枚一枚の羽縁が白で、全体に綺麗な模様になっている個体。



ソニーのミレーレスで、あきが追っかけた連続写真の一枚。




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