3月7日 あきはオペラ観賞『ランメルモールのルチア』3時間公演。出演者の顔が見られる席をとタクシーを飛ばす。
オタマジャクシが読めないサンカクはマイフィールドへ。しかしお天気最悪タカも一度も目の前に現れず、白旗の一日であったが帰ってからの仕事が待っていた。あきのレザーの上にクマタカをの原稿整理である。
1985年クマタカに挑戦とあき。スタートしたが図鑑、写真集で知っているだけで、自然体を近距離で出会ったことが無い。剥製を見に行ったが参考にならず。上野動物園では近くで見られると二人でわざわざ東京まで出かけたり、いろいろ資料集め、松一本でも、山で大木を写真にするがどこの枝を葉をどう切り払うか、これまた花鳥画を参考。手探り状態で1985年12月やっと出来上がり第一歩を踏み出す。
そして2003年友人の新築祝いにクマタカの飛翔をと考えこれまた手探り状態。本業の合間の作業で一年間かかりやっと完成。喜んでもらったクマタカが出来上がったがこれは第二歩目。まだまだ反省点大。
完成して25年 我が家の壁にまだ居座っている。(90×60㌢)
我が家から森を抜けて友人宅へ飛んで行った。(80×60㌢)
遊びに来た人たちは、「えーっ!革なの?!」と驚きます。
我が家の宝☆ありがとうございました。
それにしても、このクマタカの作品、盗みに入りたい程素晴らしい。
上の作品、四半世紀を経過した素材の変化が、より重厚さを増していると感じるのはKenzouだけじゃろうか?
この人の良さは、主題のクマタカは勿論ですが、背景の隅々まで神経を注いでいることですね。奥行きのある背景で、2羽のクマタカがより輝いて見える。
制作にあたっては貴重なクマタカの羽毛を見せて
いただいたりアドバイスをしていただいたりで
勉強になりました。
森の中、今頃は『番』でこんなシーン状態ですかね。