オオソリハシシギ、ペアーの写真に「夏と冬がやってきた」と4月10日きらら自然観察公園のホームページ。
我がフィールドにも新人が入っていると期待、どしゃ降りのなか出かけた。タシギはあちこちで50羽以上入っているようだが無視。ムナグロも20羽足らずであるが少し増えている。先週3日土曜日に入ってきたシマアジもいた。
一日中雨やまず、鳥たちのいい色が出ない。こんな日は勇断をもって中止すべきだったかなー。
シマアジは刺身にしたら旨い鯵ではない。詳しくは分からないのでどんな鳥か図鑑等を開いて見た。
江戸時代以前「しま」はよそもの。日本ではほとんどのカモ鳥は冬鳥であるが、シマアジは春と秋に日本を通過する旅鳥でよそものの「しま」「あじ」は古名でカモのこと。
別の説では雄の背の縞模様で漢字で書くと「縞味」と記載あり。
ここフィールドでは毎年春、数羽、コガモの群れに混じって短期間滞在する。一度見たら私のようなビギナーでも間違うことはないカモである。
近距離であるがグレーの中では婚姻色の美しい色は出ない。
先週4日防波堤から遠く証拠写真と、狙った。
昨年春のペアー、♂に比べ♀は地味ーな色。
日本産鳥類図鑑には、『♂の喉は黒い』と説明されてますが、野外の観察では「影」となる部分で非常に観察しずらい。
1992,4/25,岡山市藤田錦六区の蓮田で、蓮田に頭を突っこんだまま死亡していた美しいシマアジ♂の繁殖羽の個体を拾ったことがありますが、♂の喉の黒色って、墨を塗ったような感じの黒色ですね。
それも、人差し指の第一関節程度の範囲です。
鶴さんのヤゴロクで、是非ともこの喉の黒色を捉えてほしい。
アジの刺身はちょこちょこ食べていますが、シマアジの旨い刺身は一度ゆっくり食してみたいと、食い気が先走ってブログに「縞鯵」と書きましたが「縞味」と訂正しました。
シマアジの首輪の黒はコゲラの赤よりは難問題じゃー
飛翔時下から見えるカモ。チャンスがあればその飛翔を狙ってみます。