鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

オバシギの飛翔

2011-04-14 20:13:00 | 鳥撮る
   
シギ・チの世界に足を踏み入れたのは5年前の春。
枯野の猛禽をテーマにしている私は、一種一個体の生態形態とそれを取り巻く環境の三本柱を基本に鳥たちと向き合っている。シギ・チも珍鳥を追わず、一種づつ三本柱を基本に積み上げていこうと考えている。オバシギは昨年の春にも出会っている。この時の飛翔は無心でシャッターを切ったと思う。

撮影を邪魔され、バカたれがーと心で騒いでいるようではろくな写真は撮れない。パソコンを入れ替え、今までよりは大きく見える画像の中でも、鳥たちがバカたれがーと言っているような顔をしている。

若い時、空手を10年修行したとき「自分には厳しく、人には優しく」を教えられたことを忘れていたのか。鳥に優しく人にも自然にも優しく、この気持ちがないと共感、感動を与える絵は撮れない。フィールドに出れば我を出さず、優しい気持ちを忘れなければいいチャンスを与えてくれるであろう、この飛翔写真のように。
smile











オバシギ

2011-04-13 20:17:00 | 鳥撮る
   
今年初めて4月10日春のマイフィールドに出かけた。 item3item3
例年ならシギ・チでにぎやかに花が咲いている時期であるが地元の人はさっぱりと言う。一回りしてやっとタカブシギ4とオバシギ3で期待はずれであった。付き合ってくれたのはオバシギだけ。毎春ここでは複数姿を見せてくれるが、何十羽と大きな群れに出会うことはない。



肩羽両サイドの赤褐色の10枚の夏羽はこれで固定なのだろうか





尾腺から出る油を嘴の付け根にこすり付けている



頭上に現れたトビを警戒して三羽とも飛び立った




イカル 紙芝居つづきのⅢ

2011-04-11 20:39:00 | 鳥撮る
   











写真28点を17ページにイカル越冬地の生態をまとめたが70%どまりに終わった

大群の飛翔の写真を見開きにとイメージしていたことと塒場所を確認し、なぜその場所を好むか等、ここまで踏み込んで記録したかったが、これがマイナス30%。水浴びも撮りたかったなー。

おしまい
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イカル 紙芝居第二弾

2011-04-08 21:48:00 | 鳥撮る
   
冬のマイフィールドに今冬イカルの群れが越冬、ここでは珍事である。誰もが知っている、誰もが撮れる身近なイカルであるが、その冬の生態を追い紙芝居にまとめた。

イカルを整理中、今冬のマイフィールドのアイデアがまた大きく膨らんできた。ここでは初めてホシムクドリの十数羽の群れ、マヒワも百羽ぐらいはいたのであろう。イカルを含めての三種をまとめ題名は「笠岡湾干拓・2010~2011 枯野の小鳥三種 ホシムクドリ・マヒワ・イカル」と決まりだぁー。smile
暇ではないが後になるとたいぎゅうなるからボツボツ始めなくては。まずはイカルの紙芝居













つづく