朝日新聞 2011年12月16日
新潟市は15日、2回目となる「水と土の芸術祭」について、来年7月14日~12月24日、新潟市中央区の信濃川河口にある旧水産会館やせり場をメーン会場に開催すると発表した。
約7200平方メートルの会場は、新潟港で水揚げされる水産物の荷さばきや加工場として使われてきた。近くには朱鷺メッセやピア万代などがあり、篠田昭市長は「食文化との連携にも期待したい」と話している。
テーマは3月の東日本大震災を踏まえ、「転換点~地域と生命(いのち)の再生に向けて」に決まった。前回の芸術祭で、人気を集めた「バンブーハウス」(愛称)の作者王文志さんは今回も参加。竹以外の素材も使い、さらにスケールの大きな作品を考えているという。アイヌ文化の継承者で古布絵や絵本作家の宇梶静江さんら21人の参加も決まった。
この芸術祭は、信濃川と阿賀野川がもたらした恵みや、水害と闘い、水と共存してきた風土を背景に、アート作品を通じて郷土の文化を発信するイベントとして2009年に始まった。芸術家だけでなく、一般市民からも作品やプロジェクトを公募している。(高岡佐也子)
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001112160004
新潟市は15日、2回目となる「水と土の芸術祭」について、来年7月14日~12月24日、新潟市中央区の信濃川河口にある旧水産会館やせり場をメーン会場に開催すると発表した。
約7200平方メートルの会場は、新潟港で水揚げされる水産物の荷さばきや加工場として使われてきた。近くには朱鷺メッセやピア万代などがあり、篠田昭市長は「食文化との連携にも期待したい」と話している。
テーマは3月の東日本大震災を踏まえ、「転換点~地域と生命(いのち)の再生に向けて」に決まった。前回の芸術祭で、人気を集めた「バンブーハウス」(愛称)の作者王文志さんは今回も参加。竹以外の素材も使い、さらにスケールの大きな作品を考えているという。アイヌ文化の継承者で古布絵や絵本作家の宇梶静江さんら21人の参加も決まった。
この芸術祭は、信濃川と阿賀野川がもたらした恵みや、水害と闘い、水と共存してきた風土を背景に、アート作品を通じて郷土の文化を発信するイベントとして2009年に始まった。芸術家だけでなく、一般市民からも作品やプロジェクトを公募している。(高岡佐也子)
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001112160004