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カラフル「メキシこけし」東北のこけし工人とメキシコの先住民族がコラボ 京都で展覧会

2015-03-01 | 先住民族関連
産経ニュース-2015.2.28 21:53更新

(写真)メキシコの先住民族たちが絵付けした個性的な「メキシこけし」と民芸品=京都市左京区の「Cafe/gallery Rokujian」(北崎諒子撮影)
 東北地方のこけし工人が手作りしたこけしに、メキシコの先住民族が伝統技法で装飾した「メキシこけし」の展覧会「MEXIKOKESHI~メキシコ×こけし=メキシこけし」が28日、京都市左京区のカフェギャラリー「Rokujian」で始まった。3月8日まで。
 同展は、メキシコ第二の都市、グアダラハラ市と京都市が昭和55年に姉妹都市提携を締結してから、35周年になるのを記念して開催。個性的な装飾の数多くのこけしが並び、制作に45時間かかったという、蜜蝋を塗ってビーズをはめ込んだ色鮮やかなこけしも展示されている。
 企画したのは、メキシコ観光局職員の志田朝美さん(34)。宮城県塩釜市出身の志田さんは、東日本大震災の被災地の復興を願い、平成23年から「メキシこけし」事業を展開し、仙台市でも展覧会を行ってきた。震災の影響で伝統のこけし工人が減少し、衰退の危機にひんしているのを救いたいと思ったのがきっかけという。
 親日家が多く、被災地支援も積極的だったメキシコに恩返しをしたいといい、「さまざまな先住民族が暮らすメキシコの多彩な伝統技法を知ってほしい」と話していた。
 午前11時半~午後7時まで。月曜定休。1日午後1時と4時半からは、ウイチョール族による毛糸とビーズのワークショップ(有料)も開かれる。(北崎諒子)
http://www.sankei.com/west/news/150228/wst1502280073-n1.html

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アイヌ刺しゅう学ぼう 長万部でサークル「チセの会」発足

2015-03-01 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (02/28 16:00)
 【長万部】長万部アイヌ協会(司馬哲也会長)の女性メンバーが、アイヌ刺しゅうを学ぶサークル「チセの会」(門間洋子会長)を立ち上げた。町内では初の取り組み。25日には、多目的活動センターあつまんべに初めて集まり、女性10人がさまざまなステッチに挑戦した。
 同会の女性会員の間で「アイヌ刺しゅうを習いたい」という声が上がり、50~60代の10人でグループを結成した。講師は、八雲のアイヌ刺しゅう愛好家団体「ユーラップレラの会」で活動する三原久美子さん(68)=八雲町在住=に依頼した。
 当面は月1回の活動となる。初日はオホ(チェーンステッチ)など5種類のステッチを習った。参加者はおしゃべりをしながら楽しそうに針を動かしていた。メンバーの木幡初代さん(67)は「まずはコースター、バンダナなどの小物の刺しゅうに取り組めたら。夏ごろには広く仲間を募りたい」と抱負を語る。(山内恵二通信員)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/595271.html

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白老・アイヌ民族博物館でサケの薫製作り佳境

2015-03-01 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年2月28日(土)朝刊】
 白老・ポロトの味覚として全国にファンを持つサケの薫製「サッチェプ」作りが佳境を迎えている。アイヌ民族博物館の敷地内で寒干しされたサケがこのほどチセ(わらぶきの家)に移され、絶えることなく燃えるいろりの煙でいぶされている。
 アイヌ民族はかつてサッチェプを保存食にしていた。同博物館の敷地内で寒風にさらした約1200匹の雄サケは4棟のチセ内に移され、天井のはりにつるされた。チセ内では古式舞踊を見学する観光客らが毎日訪れており、視線を上げてサケに目をやる観光客は少なくない。
 長さ約10センチの木棒2本で腹を広げたサケは、あめ色になるまで2、3カ月ほどじっくりいぶされる。5月の連休前には道内外のファンに販売される。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/02/28/20150228m_08.html

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