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平成27年度ふるさと名物応援事業補助金(アイヌ中小企業振興対策事業)の公募を開始します

2015-03-19 | アイヌ民族関連
経済産業省 平成27年3月18日 財務課
 本事業は、アイヌ中小企業の産業の振興を図るため、アイヌ民工芸品に関して、展示会開催支援、技術研修支援を実施するものです。今回、下記の要領で公募を開始しますのでお知らせします。
1.事業名
 平成27年度ふるさと名物応援事業補助金(アイヌ中小企業振興対策事業)
2.事業内容
 アイヌ中小企業振興対策のために、補助対象者が行う次の事業に必要な経費の一部を補助します。
(1)展示会の開催
 アイヌの民工芸品についての理解を深めてもらうとともに、製品の販路拡大を図るため、大消費地等において展示会等を開催します。また、アイヌ民工芸品の販路拡大・販売促進等を図るため、ブランドマーク創設の必要性等について検討する事業を行います。
(2)技術研修会等の実施
 北海道内のアイヌ民工芸品制作者を対象に、技術の向上、新商品のアイディア開発等のため、研修等を行います。
3.公募期間
 平成27年3月18日(水)~4月3日(金)12:00まで(必着)
 受付時間  月曜~金曜(祝祭日を除く)10:00~12:00、13:30~17:00
※ 本公募は、平成27年度予算成立後、速やかに事業を開始できるようにするため、予算成立前に公募の手続きを行うものです。本事業は、平成27年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前においては、採択予定者の決定となり、予算の成立等をもって採択者とします。
4.交付の対象
 「民間事業者等」であって、アイヌ民工芸品に関する知見を持っている事業者。なお、「民間事業者等」とは、国及び地方公共団体を除く企業又は団体で、定款等により代表者、活動内容及び財産管理方法等について確認できる者をいいます。
5.補助率
 補助対象経費の2分の1以内
6.公募説明会の実施
本公募に関する説明会を以下の日程にて実施しますので、3月24日(火)11:00までにFAXにて御連絡ください。なお、参加者については、1提案者につき、3名以内とします。
 日時: 平成27年3月25日(水)14:30より
 場所: 経済産業省別館 7階 719会議室 〒100-8912 東京都 千代田区 霞が関1-3-1
※会議室入口にて名刺を頂戴いたしますので、必ずご用意ください。
※本補助事業の採択にかかり、本説明会の参加を義務付けるものではありません。
7.その他
詳しくは、公募要領をご参照下さい。
8.公募要領及び公募申請手続のための書類
##公募要領
##公募申請書等の様式
##公募申請書等の記入要領
9.その他
アイヌ政策推進会議に関する情報は以下を参考にしてください。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin/index.html
10.提出先・問い合わせ先
住所:〒100-8912 東京都千代田区霞が関1-3-1
部署:中小企業庁 事業環境部 財務課(担当:丹)
FAX:03-3501-6868、電話:03-3501-5803
提出方法:持参又は郵送
(本発表のお問い合わせ先)
中小企業庁事業環境部財務課
担当:三輪、丹
電 話:03-3501-5803(直通)
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/chiiki/japan_brand/2015/150318Jbrand-koubo.htm

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白老のアイヌ語教室がユーカラの研究誌刊行

2015-03-19 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年3月18日(水)朝刊】
 「白老楽しく・やさしいアイヌ語教室」(大須賀るえ子代表、5人)は、アイヌのユーカラ(口承文芸)の伝承者として知られる登別出身の金成マツ(1875~1961年)の筆録「踊りますよ、跳ねますよ」の常とう句、常とう表現を網羅した研究誌(B5判、237ページ)を刊行した。中心的に制作に携わった大須賀代表(74)は「ユーカラは常とう表現に満ちあふれています。それを勉強することによって、ほかのユーカラが読めるようになります。後世に正確に残したいと一生懸命取り組みました」と話している。
 道教委がユーカラシリーズとしてこの「踊りますよ、跳ねますよ」の翻訳本「1」「2」「3」を1985年(昭和60年)から87年にかけ3回刊行しているが、「意訳になっており、勉強する人には不便だろう」(大須賀代表)と、アイヌ語本来の意味が分かるよう逐語訳に2年間取り組んだ。今回の研究誌は昨年3月刊行の「1」に、その後の研究成果「2」と「3」を加え、「踊りますよ、跳ねますよ」の完成本としてまとめた。
 アイヌ語はいわば口語の「ヤヤン・イタク」と、飾られた言葉の「アトムテ・イタク」に大別でき、ユーカラは日常使う口語とは違う「アトムテ・イタク」が用いられているという。研究誌ではカタカナとローマ字のアイヌ語と対応する日本語訳が記されている。
 金成マツは約100編のユーカラをローマ字で筆録した。このうち女性を主人公とし、主に恋愛を主題とした「マツユカラ」といわれるものが9編あり、「踊りますよ、跳ねますよ」もその一つ。
 アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)の助成を受け200冊を作成。うち15冊を白老町内の小中学校、高校、図書館などに寄贈した。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/03/18/20150318m_08.html


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高橋はるみ氏、食品輸出1千億円に 北海道知事選で公約発表

2015-03-19 | アイヌ民族関連
北海道新聞 03/18 06:45、03/18 08:13 更新
 道知事選(26日告示、4月12日投開票)に4選出馬する現職の高橋はるみ氏(61)は17日、札幌市内で記者会見し、選挙公約を発表した。人口減少問題の克服を前面に打ち出し、経済分野ではアジア諸国や新興国との交流拡大などで、2013年度に約580億円だった道産食品の輸出額を1千億円に増やす数値目標を明記。独自の広域連携の取り組みとして、道と市町村が一体となって産業振興などを進める「北海道型地域自律圏」の形成を掲げた。
 高橋氏は公約を「新・北海道ビジョン」と銘打ち、《1》産業創造《2》安心社会づくり《3》グローバル人財の育成《4》歴史的資産の継承《5》強靱(きょうじん)化の取り組み―の5本柱を提示した。加えて「市町村と挑む未来づくり」の項目を設け、振興局の体制・権限強化をうたった。北海道型地域自律圏では、振興局と市町村で医療・福祉サービスの提供に関する調整も行うとした。
 経済分野では、観光予算の大幅な充実、北海道観光振興機構の機能拡充、新千歳空港の機能強化を推進。13年度に約115万人だった来道外国人観光客を、東京五輪・パラリンピックが開かれる20年をめどに300万人に増やすことを目指す。伝統工芸と現代的デザインを融合する新たな「アイヌブランド」の商品開発も促進する。エネルギー政策では「原発に依存しない北海道」を目指し、再生可能エネルギーの導入を進めるとした。
 医療・福祉分野では、医師が同乗して患者を搬送する医療用小型ジェット機「メディカルウイング」の実用化に取り組む。子育て中の母親や母子家庭の女性の就業などを支援する「マザーズ・キャリアカフェ」の設置方針も示した。
 道内への移住・定住を促すため、就職や就農に向けた相談を行う総合窓口「ふるさと移住定住推進センター」を首都圏と札幌に設置。世界で活躍する若者の育成に向けて、留学支援などに活用する「グローバル人財育成基金」を設立する。国土強靱化の取り組みとして、本社機能や生産拠点の道内への移転・立地を促進することも盛り込んだ。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0112832.html

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