雨というか台風の選挙日になってしまいました。わたしはもう、行ってきました。出足は早いようでした。でも、お年寄りは行かないだろうな。すごい雨だもの。
さて、産経新聞に書評をのせていただきました。
今回はねじめ正一さんの『むーさんの自転車』
主人公の正雄は和菓子屋の息子で高校生。実家が父親の借金で倒産してしまいます。
正雄は、家をはなれて、むーさんと暮らすことに。
少年の成長小説で、平成なのですが、昭和っぽい人情のなごりも感じられ、児童文学にも通じるところもありました。
これは、ご当地小説でもあり、でてくる高円寺が娘のラムネの職場もあるところで、親近感もあるので選びました。
阿波踊りの風景も出てきますよ。
この高円寺も、高齢化がすすみんでいるそうで、ねじめ正一さんがかよった駅に近い小学校、杉並4小も来年は吸収合併されてなくなってしまうようです。なんか、さびしいですね。
作品では、小林一茶の俳句も散りばめられていました。少年の心の移り変わりを一茶の俳句で示しています。
わたしも読みながら、一茶のことを調べたりして、一茶のファンにもなりました。
一茶の育った長野の風景もでてきます。
ねじめ正一さんは、詩人で童話作家で、この頃は小説も精力的に書いていますね。
小林一茶は、来年、リリーフランキーさんが主演で映画にもなるそうです。こちらも注目したいです。
さて、産経新聞に書評をのせていただきました。
今回はねじめ正一さんの『むーさんの自転車』
主人公の正雄は和菓子屋の息子で高校生。実家が父親の借金で倒産してしまいます。
正雄は、家をはなれて、むーさんと暮らすことに。
少年の成長小説で、平成なのですが、昭和っぽい人情のなごりも感じられ、児童文学にも通じるところもありました。
これは、ご当地小説でもあり、でてくる高円寺が娘のラムネの職場もあるところで、親近感もあるので選びました。
阿波踊りの風景も出てきますよ。
この高円寺も、高齢化がすすみんでいるそうで、ねじめ正一さんがかよった駅に近い小学校、杉並4小も来年は吸収合併されてなくなってしまうようです。なんか、さびしいですね。
作品では、小林一茶の俳句も散りばめられていました。少年の心の移り変わりを一茶の俳句で示しています。
わたしも読みながら、一茶のことを調べたりして、一茶のファンにもなりました。
一茶の育った長野の風景もでてきます。
ねじめ正一さんは、詩人で童話作家で、この頃は小説も精力的に書いていますね。
小林一茶は、来年、リリーフランキーさんが主演で映画にもなるそうです。こちらも注目したいです。