佐藤まどかさんが、またまた新作をだされました。
月にトンネルかと最初、思いました。トンジルです。なんか、とんでもない組み合わせ。
なんなんだろうと考えながら、読み始めました。
仲よしの四人組、トール ダイキ、シュン、マチ 四人合わせて、「テツヨン」と名付けたほど仲よし。
ジャングルジムに集まって、おしゃべりしたり、遊んだり。
このときの会話がとてもいい。四人、みんながキャラがたっているので、いきいきしている。
ああ、こんな風に遊ぶ時間っていいなーって思わせてくれる。
だが、ダイキが転校することになり、「テツヨン」の空気が変わってしまった。
心におもて側とうら側があるのか。
心のゆれを、巧みに書いていきます。
わたしがとくに気にいったのは、時計の針のことが書かれた場面。
ほんとそうだよなー。こういうところに気づくって、作家の目だなって思いました。
佐藤まどかさんは、事業部の秋のオンラインン一日講座に出てくれます。
イタリア在住の佐藤さん。
デザイナーから、どうして児童書の作家になったのか??? そんなこともきっと語ってくれるでしょう。
とても楽しみです。