花粉症がつらいです。昨日は午後からたくさんとんでました。
目がちかちか。
鼻がむずむず。
でも、それを吹き飛ばすほど、おもしろい作品を読みました。12才で会社をつくって成功しちゃう話です。
ビジネスについて書かれた本なんて、物語になるのかと思って読み始めたけれど、とてもおもしろく、ぐいぐい読めました。
起業が好きなフェニックスは、いろいろなビジネスを思いつきますが、どれも成功しません。
でも、今回、友だちのモーが書いたカードを売る商売をしたところ、うまくいったんです。
インターネットで販売して、会計をする人とたのんで、税金もはらって、経営会議もする・・・、と、ビジネスの流れがとてもわかりやす。
でも、ハウツー本ぽくはけっしてないんですね。物語としてよくできていて、フェリックスの気持ちも良く伝わってきます。
とくに最後のところ。
ねたばれになって書けませんが、フェリックスは大きな勉強をしたんだなって感じられました。
でもまあ、児童書の傾向も変わってきてるんだとも感じています。
それがいいとか、悪いとかでなくて、やはり現代に生きる子にむかって書くわけですから、その当事者の子どもがおもしろがらないとなりたたないですから。
ただ、想像力をつかって見えない世界を見るような作品もわたしは好きで、(自分ではなかなか書けないのですが)そういう作品もたくさん出てきてほしいとも感じます。
今朝、たまごがなんと、ふたごでした。いいことあるかなー。