赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

見に来てね!

2013-05-22 05:34:01 | 日記
国分寺市本多公民館の新緑まつりが、今週末24、25,26日と近くなりました。手づくり絵本の発表では絵本講座の受講生の中の9名の方が、作品を飾ってくださいます。
ぜひ、多くの方に見てほしいと思います。絵本作家のみなみじゅんこさんも来てくださいます。わたしがいるのは金曜日の13時からと土曜日の10時からお昼すぎまでです。
よかったら、絵本を種におしゃべりにでも来てくださると、うれしいです。

それにちなんで、わたしも手作り絵本をつくってみました。絵は、友人のKさんが描いてくださいました。タイトルは「ふしぎなたまご」


字はコラージュした紙をきってはってみました。
実際やってみると、手作りの絵本は手芸と似ています。まっすぐ折ったり、まがらないように貼り付けたりと、おおざっぱな私にはちょっと大変。でも、商品価値を考えないで、自由に遊んでできたので、それがとても楽しかったです。
できばえは、けっしてよくないのですが、わたしのこの作品も、もっていって飾ろうと思います。


国分寺は、児童書に対して、感心が高い地域がらです。たくさんの文庫も活動していて、それがまた長く続き歴史があります。

6月2日は、あの『富安陽子』さんも並木公民館に来て講演してくださいます!
妖怪とのつきあい方おしえます
並木公民館は駅から一番はなれた公民館。交通の便が悪いのがたまにきず。
でも、富安さんのトークはおもしろくて、それだけでも作品になりそうです。わたしも以前、公開研究会でパネラーをお願いした縁もあるので、行ってみようと思っています。
関西在住の方で、なかなか東京で講演会をされることもないと思うので、この機会に富安さんのお話を聞いてください。タクシーをつかっても、聞いて損はしないと思います。

竜が呼んだ娘

2013-05-20 17:31:32 | 日記
ひさしぶりにファンタジーらしい、力強い作品を読みました。柏葉幸子さんの『竜が呼んだ娘』朝日小学生新聞社です。

連載作品を単行本にしたものらしいのですが、とにかく設定からぐいぐい興味がひかれました。断崖にかこまれて、竜に呼ばれないと出られない村にそだった娘ミア。呼ばれた先は、すすり泣きしか聞こえない、姿の見えない魔女の住む王宮。
いろんな複線をたくみにかくして、物語は複雑なのですが、まっすぐ力強くすすんでいるので、ぐいぐい読みすすめられます。
宮崎駿監督が若かったら映画にしてほしいと思う作品。空を飛ぶ場面があるから、きっとアニメになったらどんなにか美しいことでしょう。

いいファンタジーを呼んだ後は、心の奥底をゆすぶられたような感覚になります。近頃、日本のファンタジーではなかなか出会えない、スケールの大きさと明るさでした。(わたしが読んでないだけかもしれないですが)
柏葉さん、ベテランなのに衰えることのない筆のタッチに脱帽です。
ますますファンタジーの世界を広げていって、すごいなーと思いました。

さて週末、晴天の土曜日、深大寺植物園の薔薇フェスタに行ってきました。主人の両親と一緒です。薔薇がさかりとあって、すごい人出。
ちょうど見頃だった薔薇は、本当にみごとです。
わたしは、花を見るのが好きなので、いつか薔薇にかこまれた王宮の話などを書きたいと思いました。ほんと、いつになるかはわかりませんが……。

   

日経Kids+

2013-05-16 20:29:29 | 日記
先日、一通のメールがはいりました。日経キッズ+の船木さんというライターさんです。公民館の手作り絵本講座の発表会のちらしをみて、興味をもち、日経キッズプラスという雑誌で絵本特集をする時、てづくり絵本のページをつくってくださるそうです。

最初、わたしでいいのかと思いました。てづくり絵本の専門家でもなんでもありません。
でも、受講生のKさんが協力してくださり、小学生が絵本作りの挑戦というねらいで、ページを構成して、絵本の楽しさを伝えられたらということで、わたしも協力させてもらうことになりました。日経キッズプラスの発売は七月。
撮影の様子など、また、ここに紹介したいと思います。

その船木さんは大変魅力的なライターさんでした。
なんと、家事セラピストというものもされているそうです。かたずけが苦手なわたしなどは、習いに行きたいくらい。
家出塾というのを、子どもむけにやっているそうで、その記事もみせてもらいました。
これがなかなかおもしろい。

それを見ていたら、最近読んだ藤田のぼるさんが出した新刊、『みんなの家出』(福音館)を思いだしました。なかなか家を出て行かないといわれる現在ですが、子どもたちに、家出願望はあるようです。
そして、大人にも。
わたしも時々、家出したくなります。


梅佳代展

2013-05-14 09:43:38 | 日記
引越の用意もすすまないし、原稿も仕上げってないですが、今日は都内に行く用事があります。なので、梅佳代展という写真展を見て来ようと思います。

前々から気になっていた写真家です。こどもやお年寄りの思わす一瞬をシャッターにおさめる。深夜のゴロウデラックスという番組で特集をして、見に行きたくなりました。

アシスタントも下積みも経験せず、(怒られる仕事はいやだからと)ひたすら自分のおもろいと、好きをとっていって、気がついたら、写真界の芥川賞といわれるような第32回木村伊兵衛写真賞受賞賞をとったそうです。その写真集「うめめ」も大ヒットとか

元気な写真を見たら、元気をもらえそう!
今日は夏日になるとか。
半袖で出かけます。

母の日

2013-05-13 06:21:51 | 日記
金曜日のももたろう、鬼の先生の交流会はいつもどおり、刺激的で楽しいものでした。
てきぱきと準備してくれるようになった、中堅メンバーがとてもたのもしいです。
何よりも、鬼の先生が忙しいところ、変わらず顔を見せてくれるのも大変励みになります。いつも2次会までつきあってくださり、その元気さにも脱帽です。
児童書にかかわる方々はとにかく若い!! 
また、ももたろうの新しい会員の方々も会うたびに、すてきなところが見えてきます。

そして、土曜日はわたしがかかわっている某会から、とてもすてきなプレゼントをもらいました。わたしみたいな粗忽ものに、こんなにしていただいて、いいのかしらと、胸があつくなりました。みなさんの心遣いがうれしいので、ちょっとここにアップしちゃいます。

  

ドロップの瓶詰めは、なんか童話の一コマに使えそうです。お話にいきづまったら、ひとつずつ食べることにしようと思います。

日曜日の母の日は、実家の母、主人の母と両方の母にプレゼントをわたしにいきました。
プレゼントをわたして、喜んでくれる人がいてくれるのは、うれしいもの。

実家の母は、しっかりもので、わたしとはずいぶんけんかすることも多かったのですが、この頃は、「あんたが、たよりだから」といって、会って帰る時は、いつも涙ぐんだりします。それでも、時々、母の中に母のしっかりした部分が残っていて顔をだし、「わたしのめんどうはいいから、自分の体をいたわりなさい、仕事もがんばりなさい」といいます。母親と老いの間でゆれている母を見ていると、自分のこれからも考えさせられます。

しんみりしたことを書きましたが、わたしも母として、子どもたちからプレゼントをもらいました。こちらは、ひみつ。ただ、体脂肪がまた、増えた気がします。