赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

おはなしの森3巻

2015-10-11 07:52:46 | その他
兵庫に住む友だち、石川純子さんがアンソロジーおはなしの森を送ってくれました。第三巻、新刊です!! 

写真も石川さんに借りました。
おはなしの森は神戸新聞に載った幼年童話のアンソロジー。こうやって新聞にでたものが、まとまるってうれしいですね。
がっぴょうけんなどで顔をあわせた人たちのお名前が、たくさんありました。みなさん、がんばってますね。

石川純子さんは、「うめばあちゃん」のシリーズを書かれました。今回は、冬のおはなしということで、うめばあちゃんは、豆まきを。あらら、不思議な人たちがたくさん集まってくる楽しい豆まきです。石川さんと電話で話すといつも元気をもらえます。お話しもそんな石川さんの不思議なパワーがぎゅっとつまっています。
楽しい「うめばあちゃん」シリーズ、いつかまとまるといいなってわたしは思っています。
そのほかも、読みやすい、ほっこりしたお話がいっぱいです。

そ、そして、その石川さんに会いにわたしは、大阪に行きます。大阪にいくのは何年ぶりでしょう。20年ぶりくらい???
ずっと遊びにおいでっていわれていて、忙しくて行けなかったのですが、このままだとずっと行けない!と思い、重い腰をあげました。
大阪、どんなところでしょう。わたしもかかえてる仕事があるので、バタバタした日程ですが、心の友に会いに行きますよ~~。

義父のところに行ったあと、今日の夕方出発するのですが、東京は大雨。うーん。どうなるかな。

さて、森川成美さんも、新刊『アサギのよぶ声』第二巻を送ってくれました。森川さんは文庫も新刊をだされているようです!
今、のりにのっているって感じですね。
読み終わったら、紹介します!

そして、わたしも来年一月に新刊がだせることになりました! あー^^よかった!
今の子に読んでもらえるような表紙にもしてもらえました。
詳しいことは、編集者さんと相談して、また、発表します。

ひさしぶりにおしゃべり☆

2015-10-07 08:53:57 | その他
コスモスがきれいな季節です。


昨日はひさしぶりに虫を愛でる姫の西沢杏子さんに会いました。西沢さんは今年、三越左千夫賞を授賞されて、そのただずまいと、授賞式のスピーチがたいへんよくて、人気急上昇なんです。西沢さん、おすすめのお蕎麦屋さんで、おすすめの新そばを食べて、国分寺で若い方に人気のカフェスローに行きました。

十一月に企画されてる国分寺のお祭りぶんぶんウォークの宣伝もしていました。今年もブックタウンは楽しい企画がいっぱい。今年は、西沢さんの虫の写真に詩をつけるイベントがあるみたい。詳しいことが決まったら、ブックタウン、フェイスブックなどで発表されると思います。

カフェスローではデザートを注文。

写真は米粉のかぼちゃプリン。水出し珈琲も、とてもおいしかった。

西沢さんは、いつもそろそろ会いたいな、ほっとしたいなって時に、声をかけてくれます。わたしは、あくせく忙しくバタバタしていて、西沢さんや、国分寺の仲間にあうと、もっと余裕をもたなきゃって反省しちゃいます。

その後、小平9小にいって、わたしがゲストでやる授業の相談をさせてもらいました。先生方、若くてステキで、てきぱき。
しっかりされていて、とても心強く、少し不安だったのですが、行くのが楽しみになりました。先生方、お時間とってくださり、ありがとうございます。
小平9小の二年生、待っていてね。おもしろいお話しをするよ~~!

それから、娘のラムネが所沢に行って、おかしな店を見つけました。わたしのブログのネタにと、画像を送ってくれました。

貧乏人はただってほんとでしょうか? でも、ここは入るには、勇気が必要そうですよね~~。







おはなしポケット来月講演会

2015-10-03 22:22:36 | その他
いつも仲よくしてもらっている、国分寺のおはなしポケットが本多図書館と共催で来月講演会をします。
わたしが月刊絵本でおつきあいのある鈴木出版の波賀編集長に来てもらいます。行楽シーズン、人が集まるかどうか、心配。みなさん、声をかけてくださいね。
月刊絵本、絵本の制作現場に興味があるかた、ぜひ、来てください。
波賀編集長は、長く編集にたずさわっていて、宮西達也さんを始め、多くの絵本作家さんとお知り合いです。
わたしも、今年度の一月号と三月号、月刊絵本でお世話になります。
どんな話が飛び出すか、わたしも楽しみにうかがいます。

絵本の舞台裏 ~絵本のタネを育てる~

 絵本は作家のインスピレーションで、一朝一夕にできあがる作品もありますが、多くは作家と編集者が一緒に作品を育てる過程を経て完成します。編集者として、絵本のタネを見出し、育てあげる愉しさをお話ししていただきます。

日時:平成27年11月7日(土) 午後2時~4時

講師:波賀 稔(はが みのる)氏

場所:本多公民館 講座室

*大人対象の講演会です。申し込み不要。直接会場へお越しください。参加無料。

講師紹介:波賀 稔氏(鈴木出版編集長・絵本専門士)

 「にゃーご」「たまごにいちゃん」「おっぱい」などをはじめ、30年以上絵本の編集にかかわりながら、保育園、小学校、寺院、書店などで読み聞かせの実践活動も行っている。


お問い合わせ: 本多図書館 国分寺駅から徒歩7分 ☎042-324-2022


また、10月には、わたしは小平9小にうかがう予定です。24日の土曜日。おはなしのつくり方について話すのですが、二年生ってどんな感じでしょう。
というのも、二年生にお話しするのは、全く初めて。ドキドキ、緊張しますが、楽しみたいです。

そのほか、連休には大阪に行くつもり。向こうの書き手友だち、石川純子さんにも会います! これはうれしい。いつもきさくなおしゃべりで、長く、わたしをささえてきてくれました。いつも電話で話を聞いてもらっていて、東京にも来てもらったので、たまにはこちらから、会いに行こうと思ったのです。さて、大阪はどんな街かな? 大阪に行くのは、二〇年、三〇年、ぶりぐらいです。

『岬のマヨイガ』柏葉幸子

2015-10-02 08:51:51 | その他
昨夜の雨、風はすごかったですね。家が吹き飛ばされるかと思いました。
さて、ひさしぶりに、読んで本の話題。すばらしい本を読みました。
『岬のマヨイガ』柏葉幸子40周年記念作品とあります。

大震災をどう描くか、これは作家にとって課題でしょう。
柏葉さんは、柏葉さんにしか書けない手法で、あの震災を書かれました。
ファンタジーの力に満ちた、はらはらしたストーリー。ぬくもりある視線。
でも、東北に住む柏葉さんにしかわからない、震災後の闇もかかれています。遠野物語も物語のカギをにぎっています。マヨイガが出てくるのも遠野物語ですしね。

「どうしてわたしだけが、こんな目にあうの?」そう思った人が数多くいるでしょう。
この地から出ていった人に忘れられてしまったような不安。海に沈んだ命に生き残って申し訳ないって思う気持ち、そんなゆれる思いをまじえて、それでもあたたかく、小学生でも十分読める作品にしあがています。
そして読んだ人は、これを読めてよかったと思って本を閉じるでしょう。

デビューから40周年というのもすごいですね。ファンタジーが下火だったのですが、この柏葉ワールドのおかげで、再び注目されるのではないでしょうか? というのもファンタジィーというんは心の奥底に残ります。良質のものは、本当にきずついて、現実の物語はちょっとつらいって人にも寄り添える力をもっています。

きっとなにかの賞をとられるかと思いますが、物語を書きたいって思う方は、ぜひ、手にとってください。

さて、ばたばたしてるうちに、もう10月になってしまいました。早いです。なぜかあせる! 年賀状の販売案内も届きました。
一ヶ月の日数があと10日くらい多ければいいのにって思う今日この頃。

ことしは彼岸花がきれいな年だったようです。義父と散歩した時写したショットです。