今週は、Oliver Knickel さんの報告です。
13週目になって、隔離施設の4番目の火星着陸船(と呼んでいる)モジュール50とアクセスしました。
上の写真は、着陸船のハッチを開けたところです。
今回の105日の実験には、含まれていませんが、520日のシュミレーションには、3名の宇宙飛行士による30日間の火星着陸船での生活が組まれています。
モジュール50は、20平方メートルの広さしかなく、中には、仕事をするスペース以外には3個のベッドと1個のトイレだけです。
下は、Cyrilleさんが着陸船のベッドに座っているところです。
野菜もいろいろ栽培したようです。
今週もいろいろな実験で忙しかったようで、その中にドイツのミュンヘンの科学者によるCoSI(confinement, stress and immunity:隔離、ストレスと病気)というテストが含まれていました。
こういうストレスと免疫との関係などが解明できれば、地球上の病気の治療にも役に立ちますね。
Oliver Knickel さんは、あと2週間で外界へ出られることを楽しみにしつつ、残りの2週間を1日1日大切に過ごしたいと言ってます。
詳細は、下記にて
http://www.esa.int/SPECIALS/Mars500/SEM76F1P0WF_0.html