3月13日の朝日デジタルに驚きのニュースが出ました。
http://www.asahi.com/articles/ASK3F4TH3K3FULBJ00D.html
上記の記事によりますと「総務省の専門家会議は13日、火星を周回する超小型衛星を2020年に打ち上げる方針を確認した。」とのことです。
火星探査用衛星を情報通信研究機構(NICT)や東大が開発すると言うことです。
・打上時期は、2020年
・衛星の大きさは、100kg以下
・費用は、数億から数十億円
・衛星は、水分を検出するセンサーを搭載し、今後、月や火星の地表下数十センチに眠る資源探査を実施するための技術にも繋げるとのこと
・打上ロケットは、未定
ネタ元を探しましたが、見つけることが出来ませんでした。
見つかる限りの関連情報は、朝日デジの引用ばかりでした。(泣;
*日本の場合、この種の情報の正式発表が遅いように感じてます。
しかしながら、月探査情報ステーションでは、独自の分析とコメントがされていました。(流石!!)
http://moonstation.jp/blog/marsexp/the-asahi-shimbun-says-nict-and-university-of-tokyo-estimating-mars-orbiting-satellite-in-2020
月探査情報ステーションでもネタ元の情報は、確認できないとのことですが、以下のことからそれなりに納得がいくとのことです。
・UAEの火星探査機が2020年にHⅡAで打上予定であり、それと相乗りではないか?
・東大は、小型衛星に実績がある。
・NICTは、搭載予定のセンサーを開発する。
2015年6月9日にJAXAが宇宙委員会の小委員会で承認を得た火星の衛星の探査とは関連がなさそうです。
*当ブログ「フォボスか、ダイモスか?」をご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/japanmarssociety/e/74bdb975f71f31fa04cb5e7950f8006f
総務省の「宇宙×ICT に関する懇談会」の資料を見つけました。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000471096.pdf
ICT(情報通信技術)が宇宙ビジネスをけん引するとしています。
・産業の基盤を作り
・人材育成を図り
・日本の強みを生かす
同じく総務省の資料
http://www.soumu.go.jp/main_content/000458381.pdf
*最近のFB等での情報でも宇宙開発が具体的にビジネスになって行く実感がありますね。