火星への道

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瓢箪から駒

2012-01-29 22:37:14 | 日本
先日から古川元久・宇宙開発担当相が「日本人も火星へ」と発言したということが話題になっていますが、元ねたは、1月16日の「国際宇宙ステーション長期滞在ミッション報告会」での発言だったようです。
こういうことは目標を掲げることが大切だと思いますので大歓迎です。

世界の宇宙大国といわれるアメリカ、ロシア、EU、中国、インドなどは有人で火星を目指す方向性を既に明確にしています。
アメリカは、2030年代半ばには有人飛行で火星を目指すと目標として掲げています。
EUやロシアは、昨年終わったMARS500の実験に見られるとおり、有人で火星を目指す為の取組みを続けています。
中国も月そして火星を目標としています。インドも続くものと思います。
その中で日本の取組みは、如何にも遅れていました。
現実的といったらよいかもしれませんが・・・

今回の古川担当相が発言されているように火星を目指すという目標を掲げることで日本のそして世界の若者に夢と希望を与えることが出来ると思います。
科学技術の更なるブレークスルーが起こることが期待できますね。
なにを勉強したらよいか、何をなすべきか目標がハッキリすることでしょう。
宇宙開発は、膨大な費用が掛かりますので、国際協力なしでは、達成できない大きな目標であり、チャレンジするのに申し分の無い目標といえます。
世界平和にも繋がることと期待してます。
人類は、地球で繁栄を極めましたが、地球圏を脱出することは出来ず、いずれ滅びるかもしれません。
でも、何もチャレンジせずに諦めて良い筈は無いでしょう。

人類が宇宙へ進出する為には、いろいろな技術の開発やより深い人間研究が必要となります。

無重力との戦い(ISS等でかなりの経験を積んでいます)
宇宙線との戦い(MSL等での実際の観測や原発事故での経験が生きるでしょう)
閉鎖空間での人間関係のありかた(今の社会自体が閉鎖社会では・・・)
恋愛や結婚はどうなりますか(宇宙へ行くとSEX禁止ですかね・・・)
家(個人住宅)は持てるのでしょうか(家族も持ちたいものですし、お隣と同じカプセルではイヤですね)
食事も楽しみたいものです(いつもレトルトでは・・・)
ペットや家畜とも一緒に暮らしたいですね(ペットがいると人間同士の関係も良くなるようです)
服装もいつも同じ宇宙服ではイヤですし、人と違う服装もしたいですね(宇宙ファッションショー楽しそうです)
宇宙空間や火星でも遊びたいですね(いつも映画やゲームではなくて、其処でしかできない楽しいことを見つけることでしょう)
宇宙警察も必要になりますか
学校は、バーチャルなカタチで大丈夫でしょう(それともSFにある様に必要な情報は、頭脳に直接ダウンロードできる日が来るのでしょうか)

考え出すときりが無いですが、瓢箪から駒とも言います。
実現する日が来ることを期待しています。
いつの日か人類が火星に降り立つ日が来ると信じていますが、その日に日本人が参加していない事ということが無いことを祈ります。

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