What'sNewによりますとCuriosityは、'The Kimberley' Waypoint に到着したとのことです。
'The Kimberley' (正式には "KMS-9")は、軌道船からの画像によって分離可能な多様性のある岩があることが確認されているため、ミッションのための主要な調査ポイントとして選ばれています。
そして、それらの岩は、この場所に解読可能なそれぞれの地質学的関係を持って近くに一緒に露出されています。
下図は、MROのHiRISEの画像で、Sol589(4月3日JST)に撮影されたものです。
横縞の構造がはっきり見えていますね。調査結果が楽しみです。
Curiosityは、火星着陸以来6,100m移動したことになります。
CuriosityがYellowknife Bayの調査に2013年の前半を費やして以来、"the Kimberley," での調査は最大の規模で計画されています。
Yellowknife Bayにおいて、Curiosityは、火星の岩石からドリルを使用した最初のサンプルを採取分析しました。
その結果、生命に必要な化学成分やエネルギーを提供する古代の湖底環境の証拠を見つけました。
"the Kimberley,"とその後の調査地点のSharp山の斜面の露頭で、生命の存在に適した過去の状態や環境の変化を調査するためにCuriosityの科学機器を使用する計画です。
この地域の岩岩をCuriosityは、科学機器を使って「観測」「サンプルのドリル」「搭載科学機器での分析」を数週間に亘って行う予定です。
下図は、着陸から"the Kimberley," までの経路です。