共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

“中辛”とは…

2016年06月16日 19時56分57秒 | グルメ
今日も雨模様の一日となりました。夕方には止み間もありましたが、梅雨時特有のジメジメしたうすら涼しさと相俟って、不快指数はなかなか下降しません。

こういう時にはせめて食だけでも何となくスカッとしたくて、教室を終えてからたまプラーザにある《インドのとなり》というカレー専門店に入って夕食を摂ることにしました。いろいろとある中で、今回は『炒り玉子とホウレン草のカレー』をオーダーしました。 カレーの真ん中に、甘味を活かしたふわふわの玉子焼きとホウレン草のソテーがのっていて、カレーと混ぜながら食べ進めると何とも心地よい甘さと辛さが交錯します。

ところで、こうしたカレー専門店ではよく辛さが段階的に選べることがありますが、このお店も例に漏れず甘口から普通を経て1辛から10辛、それ以上に至るまで辛さが選べるようになっています。私はカレー好きながらそれほど辛さに強い方ではないので、大概はその店の普通の辛さを選びます。

その際、メニューによく普通の辛さの指針を『中辛程度』と書かれていることが多いのですが、この『中辛』というのがなかなかの曲者です。今までいろいろなお店で『中辛』を食しましたが、まあものの見事に程度がバラバラで、自分で想像していたよりもはるかに辛い場合もあれば、その逆もまた然りなので、参考になるようでいて、その実あまり参考になりません。

ここの『中辛』は、そういった意味ではあまり辛くなく、私でもスイスイ食べられました。事ほど左様、人の感覚なんていい加減なものだな…と思わされた夕餉でありました。
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