今日は七草の日です。正月の御馳走でダラケた胃腸をいたわるべく春の若菜を入れたお粥を食して、通常モードに備えるという意味合いがある日です。
たまプラーザのイトーヨーカドーにも
春の七草を集めた七草パックが売られていました。
私もこれを買っていってもよかったのですが、帰宅してから調理を始めるとかなり遅くなってしまうことの想像がついたので
こちらの手抜きタイプ…基、カップタイプの七草粥を購入しました。
こちらの手抜きタイプ…基、カップタイプの七草粥を購入しました。
ところで再三報道があった通り、今日夕方に政府から東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の一都三県に対して、新型コロナウィルス感染拡大阻止に向けての2度目の緊急事態宣言が発令されました。そのことを受けてか、店内には
巣籠り需要を見越したであろうレトルト食品やカップラーメンが山のように積んでありました。
恐らく、昨年春の緊急事態宣言発令下の状況を鑑みたのでしょう、インスタントラーメン売り場には
『お一人様10点限り』と釘が刺されていました。まぁ、こうでも書いておかなければまた浅ましい争奪戦が繰り広げられることでしょう。
『お一人様10点限り』と釘が刺されていました。まぁ、こうでも書いておかなければまた浅ましい争奪戦が繰り広げられることでしょう。
青葉区あざみ野や美しが丘といえばハイソサエティな高級住宅街の代名詞のようなお土地柄ですが、それでも何か事が起こる度にここの住民は自らその化けの皮を剥がしてきました。東日本大震災直後のガソリンの奪い合いや記録的大雪の時の不必要な食料品の買い占め、また去年の新型コロナウィルス蔓延に対する緊急事態宣言発令下においての異様なまでのマスクの枯渇等、今までにもどれだけ浅ましい醜態をさらしてきたことか。
かつてのハイソな街も、今やこんな注意書きが掲示されるほどの下世話な街に成り下がったということなのかと、何だか寂しい気持ちにさせられたのでありました。
今日一日だけで、日本全国で7084名もの新型コロナウィルスの新規罹患者が出たようです。かつて1日あたりの罹患者数を3桁台で抑え込めていたことを考えると、如何に驚異的な感染者数であるかが分かります。
やはり今回の緊急事態宣言発令は必然だったのかも知れませんが、勘違いしてはいけないのはこうした事態に陥ったのは政府が悪いわけでもなければ自治体が悪いわけでもなく、ましてや医療従事者の皆さんが悪いわけでもありません。一番罪深いのは、知らず知らずに新型コロナウィルスの蔓延に馴れて対策を軽視していた我々一般国民全員です。
そのことを肝に銘じて、明日からの緊急事態宣言下での生活を考える必要性に迫られています。関東一都三県に留まらず、日本全国民全員が今一度この災禍と向き合って、一人一人が自身で出来ることに取り組んでいかなければなりません。