共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

久々の妻田薬師と金田神社

2021年01月02日 17時56分05秒 | 神社仏閣
今日もいいお天気の一日となりました。なので、朝早くに部屋の掃除をしてから散歩に出かけてみることにしました。

家からプラプラ歩いているうちに、何だか昔住んでいた辺りに行ってみたくなって向かってみました。

家から30分ほど歩いた妻田という地区まで歩いて



遍照院というお寺に到着しました。ここは俗に『妻田薬師』の名で呼ばれています。



本堂である薬師堂は、永禄12(1569)年に武田と北条との間で繰り広げられた三増合戦で焼け落ち、現在の建物は宝暦8(1758)年に再建されたもので、厚木市指定の有形文化財となっています。その隣には



幹周り約11m、樹高約22mにもなる、神奈川県指定の特別天然記念物である巨大なクスノキが聳えています。根元には大きな洞があり、三増合戦で武田に焼かれたと痕がのこっていると言われています。

その横には



鐘楼があります。

普段は撞けませんが、正月三が日には鐘が撞けます。ただ、鐘撞きをする際には



手指をアルコール消毒してビニール手袋を装着してからとなります。

鐘を撞いてから鐘楼の裏手にまわると、



弁天堂があります。こちらには七福神の中にいらっしゃる琵琶を携えた弁財天と、ヒンドゥー教に登場する女神サラスヴァティの姿に似た八臂弁財天とが祀られています。特に八臂弁財天は私が信奉している天部様なので、よくよく拝ませて頂きました。

ここまで来たら、かつて住んでいたところの御社にも参詣したくなったので、



金田地内の鎮守社である金田神社にやって来ました。



こちらには豊玉姫命(とよたまびめのみこと)が祀られています。かなり内陸の厚木市金田に何故に海の女神である豊玉姫命が勧請されたのか謎ですが、何はさておき久しぶりに参詣しました。

明日は今日より寒くなるようです。皆様、くれぐれも体調管理に留意なさってくださいませ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする