共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

新型コロナウィルス早期終息祈願 神棚拝詞(かみだなはいし)

2020年05月06日 14時45分25秒 | スピリチュアル

カレンダー上では一応今日でゴールデンウィークの最終日を迎えました。ただ、関東地方では今日は朝から雨が降っていて、出かけるような気分にもなりません。まぁ、外出の自粛が呼びかけられている昨今としては、むしろ好都合なのかも知れません。

ところで、今朝方FBに『神道青年全国協議会』なるところからの記事が載っていました。内容はこちらの団体で、家庭内の神棚に奏上する『神棚拝詞(かみだなはいし)』という祝詞(のりと)の新型コロナウィルス早期終息祈願バージョンが新たに作成され、今日からその文章が団体のHPからPDF形式で配信されるということを知らせるものでした。上がその『神棚拝詞』の全文です。

実は新型コロナウィルスが蔓延し始めた2月末頃から奈良・春日大社を筆頭とした神社で疫病調伏のための御祈祷が毎日挙行されていて、そこで『大祓詞(おほはらへのことば)』という特別な祝詞が神前に奏上されています。その詞も公開されているのですが、

と、とにかく長いのです。おまけに読み方も訓読み中心の大和言葉が多いのでそれに当てた小さな振り仮名も多く、老眼の私が読むには辛いものがあります。

これは素人にはハードルが高いな…と思っていたのですが、今回のものは各家庭の神棚に奏上する『神棚拝詞』という祝詞の最後の部分を疫病調伏バージョンにして唱え奉りやすくしたものとなっているので、これなら素人でも何とかなりそうです。

通常の『神棚拝詞』の最後の部分は

「身健(みすこやか)に世のため人のために尽くさしめ給へと恐み恐み白す(かしこみかしこみもうす)」

となるのですが、この新型コロナウィルス早期終息祈願バージョンは「世のため人のために尽くさしめ給ひ」の後に

「此の悪(あし)き流行(はやり)の疫病(えやみ)の禍事(まがごと)を一日(ひとひ)も速(すみや)けく除き払い却り給ひ(のぞきはらいやりたまい)、清く平穏(おだい)に成さしめ給へと恐み恐み白す」

という文言が加えられています。

新型コロナウィルスに関しては、医療従事者への感謝や個々の節度ある行動が連日呼びかけられていますが、それと同時にこうした祝詞や

昨今話題のアマビヱ様といった神々への疫病調伏の祈りといったものも多く見られるようになりました。とかく宗教観が希薄な日本人と言われていますが、やはり根底には八百萬の神々を信仰してきた先人達のDNAが脈々と受け継がれているのでしょう。

今、日本人がすべきことは行政への批判や徒な自己の権利行使ではありません。ひとりひとりがこの疫病を我が事と感じ、何不自由無く暮らせていた記憶を暫時置いておいて出来る範囲での節度と思いやりのある行動をすることです。

私自身も決して恵まれた状況の下にいるわけではありませんが、とにかく自身が新型コロナウィルスに罹患してしまわないように、そして知らぬ間にウィルスの運び屋になって誰かに伝染してしまうようなことのないように気をつけて生きていこうと思っております。そして私もこの新型コロナウィルス早期終息祈願神棚拝詞を我が家の神棚に奏上し、一日も早い疫病退散を及ばずながら祈願していこうと思います。


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