昨日の花散らしの雨は思ったほど強まらず、あちこちの桜の木はまだまだ花が満開でした。上手くすれば入学式までもつかも知れない…と、つい淡い期待を抱いてしまいます。
今日はまた一段と暖かな陽気になりました。埼玉県熊谷市や群馬県桐生市では3月中にもかかわらず25℃以上の夏日となったとのことですから、この暑さで桜が散ってしまわないか気が揉めるところでもあります。
さて、今日は時間があったので、我が家で放ったらかしになっていた複製画を額装しようと思い立ちました。
はじめは電車に乗って町田の世界堂に行こうかと思っていたのですが、試しに厚木に画材店でもないかと検索をしてみました。すると、何と本厚木駅のかなり近くに画材店があることが分かったので、急遽予定を変更してそちらに向かってみました。
小田急線の高架下の程近くのマンションの1階に
小さな画材店《KSアート》があります。隣にはギャラリーもあるようです。
店頭には
油絵用や賞状用、短冊用に特売品を含めた大小様々な額縁が並んでいます。
油絵用や賞状用、短冊用に特売品を含めた大小様々な額縁が並んでいます。
店内に入って店主さんにサイズや予算を伝えると、うず高く積み上げられた額縁の山の中からいろいろと出してくださいました。あれこれと絵を当てがいながら検討して決めたのが
この四隅に装飾の施されたシックな黒い額縁です。本来はそこそこのお値段のものだったのですが、在庫処分品扱いということで店主さんが3割引にしてくださいました。
この四隅に装飾の施されたシックな黒い額縁です。本来はそこそこのお値段のものだったのですが、在庫処分品扱いということで店主さんが3割引にしてくださいました。
額に入っているのはオルセー美術館に所蔵されているルノワールの『ジュリー・マネの肖像』の複製画です。この絵のモデルとなっているのは、ルノワールやモネと並ぶ印象派の画家エドゥアール・マネの娘ジュリーです。
別名『猫を抱く少女』とも呼ばれるように、ジュリーの膝の上には猫がじゃれついています。その何とも愛らしい表情も相俟って、オルセー美術館の中でも人気の作品となっています。
この複製画は、かつて国立新美術館で開催されたオルセー美術館展のミュージアムグッズとして販売されていたものです。長いことお蔵入り状態になっていましたが、折角引っ越して部屋が広くなったので飾ってみることにしたのです。
我が家にまたひとつ、名画コレクションが増えました。